ROCKs

         作詞 大黒摩季 作曲 大黒摩季 編曲 葉山たけし
解説 出ましたねぇ〜、「ROCKs」!シングルで出てもおかしくないぐらいファンの絶賛も高い名曲である。収録は初出が、アルバム『永遠の夢に向かって』の2番目で、次が同じくアルバムの『BACK BEATs#1』のトリである14曲目である。ライブでも毎回歌われる定番曲の一つだが、歌として大勢で盛り上がるのに最適な曲で、カラオケでもお勧めである。
 何と言ってもこの曲の歌詞は熱い!「常識人間」、「合理社会」、「固定概念」、を「せかい」と読んで、それらを越えた、それらに捕われずに目指す道を進む意気込みに溢れているのが、この歌の魅力であり、真骨頂である。そしてそれは取りも直さず、「女」としての規制や「女」であるがゆえの制限を突破せんとの意思も強く現れている。大黒摩季は女心を切ないほど如実に歌い上げている歌手としての評価が高く、男性ファンのみならず女性ファンもとても多いのだが、この歌が一番、と言う女性は男性以上に多いのではないだろうか?と考える。言い換えればそれほど男性に対する対抗心が所々に現れている。
 さて、上記の点に関してもっと突っ込んで論じてみたいのだが、ここから先はいささか下品な表現が多発することを予め申し上げたい。以下の文章を「下品だ!!」と言って腹を立てない自信のある方のみ読んで頂きたい。ダンエモンはあくまで真面目に論述している。
 この歌の歌詞で男に対する対抗心を感じていることは前述したが、この歌には男根を想像させる表現が出てくる。「女もギンギン立つぐらい」、「女もガンガン硬くなって」、という歌詞が男根の勃起を比喩している気がしてならない、それとも乳首のことだろうか?
 単にダンエモンがイヤらしくてそんな風に考えているだけという鬼のような可能性も否定できないだけに公の場で口にしたり、他人のネット上で書き込むことは避けてきたが、女だからという理由で規制や制限の多い女性の男性に対する対抗心を男女の身体的な相違を原点に歌詞が形成されている様にダンエモンが感じたのは事実である(ことの是非は別として)。
 この歌には個人的に身につまされる歌詞がある。「あんたってまぁよくしゃべる男ね ためになんない雑学や 閉鎖的な僕の軽チャー」である。初めてこの歌を聴いたときは真剣、「俺のことを言っているのか?!」と思った。理由は……言わなくてもわかるわな、大体(苦笑)。
 もう一つ注目したい歌詞がある。それは「無駄だと言われることも 寄り道したりすることも 別に自分が納得すれば それでいいんじゃないの やったもん勝ちじゃないの結局 Stand up girls!!」の部分で、まさに女性仲間に立ちあがりを呼びかけている部分だが、これを「好き勝手やってもいい」と短絡的に考える奴が出てこないかいささか心配である。「自分が納得すれば」というのは責任と義務を理解した上で、という意味を履き違えている人がいるのなら是非その誤解は捨てて欲しい。
 そして最もダンエモンが注目したい歌詞が「出すぎた杭はもう打てやしない」である。世の中間違ってもいないのに思うように振舞えない理由の一つに「出る杭は打たれる」と言う現実がある。その現実をふっとさんばかりの意気軒昂さはこの曲最大の魅力とも言える。
 とまれ、曲と言い詞と言い、この歌は熱狂するのに最適である。例え女性への呼びかけとして歌われた歌としても、常識や固定概念に捕われることなく、生きたい様に生きると言う根底にあるスピリッツはセックスレスだと思う。摩季には是非とも「ROCKs�供�、「ROCKs�掘�とどんどん続編を作っていただきたいものである。

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