Alone 〜featuring mayo on piano〜

作詞 岡本真夜 作曲 岡本真夜 編曲 十川ともじ

解説 岡本真夜さんの5htミニアルバム『Love Stoy』の5曲目に収録。3rdシングル「Alone」のピアノ演奏版で、歌詞内容はこれまで様々な形で歌われたものと全く同じである。

 この曲自体は様々な形でアルバムに収録されている。
 アルバム初出となる『Smile』は勿論、ベスト版である『RISE ࡰ』『Mayo Okamoto 20th anniversary ALL TIME BEST 〜みんなの頑張るを応援する〜』に現曲が収録され、アカペラ・バージョンである「Alone Crystal Scenery ࡱ Version」がミニアルバム『Crystal Scenery ࡱ』とベストアルバム『All Album Selection Best My Favorites』に収録されている。

 他のバージョンでも解説しているが、この曲は真夜さんにとって「「TOMORROW」の岡本真夜さん」から脱却した、特に思い入れの強い曲である。勿論「TOMORROW」「TOMORROW」でデビュー曲として、177万枚を売り上げた最大ヒット曲(令和5(2023)年1月12日現在)としての不動の地位を築いているから単純比較はしないが、この「Alone」もまた真夜ソングにあってその存在感を薄れさせることは無いだろうことをこの「Alone 〜featuring mayo on piano〜を聴いて改めて思う次第である。

 正直、ダンエモンは楽曲に対して曲よりも詩で惚れるタイプだから、曲に関する解説は苦手である。だが、「シンガーソングライターでなければピアニストになっていた。」と述べ、息子さんが大学生となって家を出るや自宅で8時間もピアノを弾き続ける真夜さんのエピソードを知ると、この曲とピアノと云う想い入れの強い存在の相乗効果が(知識的にではあるが)思い知らされずにはいられないのである。
 殊にライブなどで特に力の入る筈の「あなたの胸で泣きたい あなたの胸で眠りたい」がピアノの静かな調べとともに穏やかに歌われている様は、押し殺した想いの強さを裏側で際立たせているように思われてならなかった。 


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令和五(2023)年一月一二日 最終更新