ALWAYS〜featuring Taichiro Mitsunaga & Ryota Mitsunaga〜

作詞 David E.Lewis, Jonathan Lewis & Wayne I.Lewis 作曲 David E.Lewis, Jonathan Lewis & Wayne I.Lewis

訳詞(by道場主)

 少女よ、あなたは私にとって、
 あるべきすべてを備えた女性です
 だから私は人生をあなたに捧げる、いつも
 あなたの様に愛してくれる人は稀
 真上から送られたに違いない
 だから私はあなたがこのようにいてくれると分っている、いつも

 うーん!あなたは太陽の様だ
 雨を全く追い払ってくれる太陽の様だ
 あなたが巡り来る時  より明るい日々をもたらしてくれる
 あなたは私にとって完璧な存在で
 永遠にそうあってくれる
 だから私はとこしえに、あなたを愛していく、いつも

 ともに来てくれ愛する君
 家庭を作ろう
 そして家族はよろこびをもたらすだろう、いつも
 よぉ少年よ、私は愛しているから
 あなたに理解せしめる充分な道は見つけられないだろうけれど
 しかしあなたは当然私はがあなたのものであることを受け入れてくれる、いつも

 そして私達が双方共に分っている
 私達の愛が育まれることを
 永遠に共にいるのさ
 あなたと私は

 うーん!あなたは太陽の様だ
 雨を全く追い払ってくれる太陽の様だ
 あなたが巡り来る時  より明るい日々をもたらしてくれる
 あなたは私にとって完璧な存在で
 永遠にそうあってくれる
 だから私はとこしえに、あなたを愛していく、いつも


解説 大黒摩季さんの初のセルフカバー・アルバム『LUXURY 22-24pm』の初回限定版に付属されているDisc2の6曲目に収録。情けないことに、なけなしの洋楽の知識をもとにネット中を調べても動画も歌詞も発見できなかった。
 辛うじて、摩季さんと共に歌っている光永亮太氏の歌に「Always」という歌があるのは分ったが、歌詞・曲ともにも全く別物だった。正直、同アルバム収録曲中、最も原曲が分からない曲である。


 タイトルであり、要所要所の締め括りに繰り返し使用される歌詞でもある、「always」=「いつも」という歌詞は、オリジナル曲でも常に共に在りたい想いを唄う摩季さんに相応しい歌詞であり、理想の相手と共に在れることの喜びを最も端的に表した歌詞でもある。
 殊に「Ooh! You’re like the sun」=「君は太陽のようだ」とは、道場主が小学生だった時代の漫画に出てくるラブレターの文句を連想してしまい、小っ恥ずかしくもあるが、直後の歌詞に表わされている、「Chasing all the rain away」=「すべての雨を追っ払ってくれる」存在としても、生物の生存の必要素としても、大切な「sun」=太陽に擬えられている様はなかなかに秀逸である。


 この曲の歌詞を追っていて微笑ましいのは、主人公とその恋人の相思相愛振りである。「you」を聴いている方が恥ずかしくなるぐらい褒め千切る様は、それこそ30年程昔の漫画のラブレターだが(笑)、「And we both know That our love will grow And forever it will be You and me」の歌詞から、決して主人公の片想いや独り善がり等ではなく、成長途上にある愛を二人で分かち合い、育んでいる様は得も言えぬものがある。
 何故、そこまで断言出来るかって?
 嫉妬魔である道場主が曲のノリと共に微笑ましく想っているのだから、間違いない(苦笑)。


 そこで「alway」と並んで注目したい歌詞が「forever」=永遠である。
 「alway」がエンドレスに続けば、必然的に「forever」となる。
 つまり「forever」とは愛の最終形態であり、理想でもある。
 つまりは純粋にして、絶えることのない愛情でなくては「always」「forever」も成立しない。例えは変かもしれないが、空気や水や米や味噌の如く、欠かせない物にして飽きの来ない物、といえる愛、それこそが「always」「forever」を生み、自然な愛情と希望に溢れたものだから、嫉妬の悪魔である道場主さえもが微笑むのだろう。


 折に触れて、「always」と願う物を見直したい。それは意外に近くにあり過ぎて、気付き得ないものなのかも知れない。
 そして本当に大切な愛とはかくの如きものであることをこの歌は教えてくれる。


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平成二一(2009)年五月六日 最終更新