解説 群馬県伊勢崎市の市制50周年を記念して1990年に制作され、それを椎名さんが歌ったのがリリースされた非売品CDシングルである。
一言でいって郷土愛に溢れた歌である。歌詞内容は極めてシンプルで、まず間違いなく夏と思われる季節の伊勢崎の自然と郷土行事を堪能しながら歩いていきたい気持ちを綴った歌詞となっている。
当然のことながら歌詞には伊勢崎に美しく咲く「花みずき」、夏の行事である「祭ばやしの 笛太鼓」、常に市中を流れ続けてきた「広瀬川」といった郷土カラーが「いせさき」を個性付けて強調し、そんな愛すべき町の空気の中にある喜びが歌われている。
そしてサビではそんな自然さを強調するかのように、たいした根拠も挙げずに「何かいいこと ありそうな そんな気がする この街」において「好きなあの道」や「夏の祭り」や「宵の川辺」を「歩いてみたい」としている。
ここまで書けば「ラブリータウン いせさき」の「ラブリー」が郷土愛である事は明らかだろう。
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