作詞 岡本真夜 作曲 岡本真夜 編曲 西垣哲二&岡本真夜
解説 岡本真夜さんの10thアルバム『Close To You』のトリである13曲目に急遽アンコール・トラックとして収録されている(この為、『Close To You』のリリースは本来の予定から遅れた)。『花嫁のれん』の主題歌でもある。
またデビュー20周年記念アルバム『Mayo Okamoto 20th anniversary ALL TIME BEST〜みんなの頑張るを応援する』の12曲目にも収録されている。
リズミカルでアップテンポな曲調がどこか「いつかきっと」を彷彿とさせる一曲だが、歌詞の内容は喜怒哀楽を隠さず、主人公自身も「君」も「君みたいに 大人じゃないけれど 少しぐらいは 支えられる私でいたい」とあるように、どこか未熟さを漂わせ、未熟である故に「手を繋ごう Beautiful Days」や「君と二人 なんてすばらしき日々」と云う風に供にいることの喜びを歌い切る姿勢が微笑ましいと言うか、どこか憎めない可愛らしさもある。
ダンエモンの一押し歌詞は「泣いても笑っても同じなら 笑顔の私でいよう」と「Ah 傷ついて 明日が見えなくて でも 振り向けば いつもそこに 君がいた」である。
繰り返すが、この曲の主人公は自らの未熟さを隠していない。それを自覚するゆえに二人でいること大切さ、笑顔でいることの大切さが「Beautiful Days」を綴ることになるのを訴えている様が心地良い。
一方で「星がキラリ Beautiful Days 悲しくても 君がそばにいる」と歌い、一見すると「君」に頼っているように見えるが、もう一方で「手を繋ごう Beautiful Days 強くなれる 君がいるから」と歌って、頼り切らずに自らの成長を期している所も心地良い。
月並みだが、「Beautiful Days」とは待つ物ではなく、掴むものであることを自然と教えられる。その時々の辛いことも後から見て「美しい」と思える人生を重ねたいものである。
真夜の間へ戻る 平成二四(2015)年八月八日 最終更新