解説 道場主はこの曲をシングルコレクションアルバムで所持している。同アルバムの歌詞カードによると椎名恵さんのフォースシングル「悲しみは続かない」のC/W曲の様である。
過去の愛に引きずられまい、それでもどこか悔やんでします主人公の姿がせつない。「彼のやさしさに負けたのよと 人には 言えた あの日」の歌詞から推測すると恐らくは別れの時は強がっていたのだろう。
しかし現在では冒頭に「外してしまう方が 不思議に思う位 なじんで しまっている 指輪を見つめている」とあるように別れを信じられない気持ちや「彼はステキだったと 言いたい」ともしている。
だが、「きれいに 見せることも 今では あなたのためじゃな」く、思い出を振り返るのが辛いゆえに「愛を止めて」とも述べている。「あなたを 愛してから せつなさを 憶えた 失くした夢の数を 数えてしまっている」とあるように「あなた」との恋にはなにがしかの代償も多かったのだろう。
未練、後悔、傷心、虚勢とネガティブなものが多いが、その分意味深な歌である。
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