どこまでも行こう

         作詞 小林亜星 作曲 小林亜星 編曲 
解説 大黒摩季さんがボーカル、建部聡志氏がキーボード、真矢氏(LUNA SEA)がドラムス、恩田快人氏がバス、土谷公平氏がギター担当のバンド−大黒摩季とフレンズのアルバム『COPY BAND GENERATION VOL.1』の4曲目に収録されているが、この曲だけドラムスは坂口リョージ氏、バスは沢田浩史氏、エレキギターは葉山たけし氏、キーボードは小島良喜氏が担当し、編曲は久々に葉山氏が担当して昔からのファンを喜ばせている。
 小林亜星氏作曲のこの曲は1966年にブリジストンのCMソングとして世に出た名曲で、余り書きたくないが、著作権を巡って裁判になった事でも有名である。ダンエモンは2001年12月31日の長崎ハウステンボスでのカウントダウンライブで初めて聞き、続く2002年2月の東京国際フォーラムでのライブでも半ばトリに歌われていたのを見ている。
 小林氏に対して、幼き日に「わくわく動物ランド」と言うTV番組に親しんだ道場主は小林氏のユーモラスかつ含蓄ある回答を毎週のように楽しみにしていたイメージが強い。
 童謡にも合い、ポップスとしても歌えるこの曲は2分24秒と言うウルトラマンレオの変身時間内で歌える短さ(笑)とシンプルさが特徴で、気軽に楽しめ、容易に勇気へと繋げれるお手軽さが何とも言えない。
 この曲のコアとなる歌詞をあげるとしたら、「あの星を見つめながら 迷わずにゆこう」とダンエモンは思のだが、何分単調で似た歌詞が多い中の一つなので、チョット断言しづらい。
 要は「星」と言う物理的に到達不可能ながらも、時に目標の象徴であり、時に方角を知る手段であり、時に羨望の対象であるものを敢えて目指す事で「迷わずに」「どこまでも」「幸せ」に向かって進まんとの意志を託していると見たが如何なものだろう?
 勿論「君の面影」にも同様の意義が在るとダンエモンは見ている。真の目的とは常に遠くにあって、それでいて迷うべからざる目印でもある。だからこそ人は「どこまでも行」けると述べて締めにしたい。
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