El amor es ciego~恋は盲目~

作詞 大黒摩季 作曲 大黒摩季 編曲 葉山たけし


解説 代表的摩季ソングにして、11枚目のシングルである「いちばん近くにいてね」のC/W曲である。大黒摩季プライベートホームページで開設されていたBBSを通じて得た情報によると、タイトルの「El amor es ciego」はスペイン語らしい。意味は副題にあるように「恋は盲目」で、歌詞中の「Que sera sera vida」は「人生なるようになる。」というものらしい。

 「盲目」などと銘打つと、どうしても熱愛中特有の周囲の見えなさを連想するが、この歌の場合少し赴きが異なる。事の是非や情況の良し悪しが見る対象ではなく、恋人とのふたりきりのシチュエーションだけを見ている、といったニュアンスの「盲目」に近い。
 他方、「盲目」に対して、開眼しようとしている意志も歌詞の中から感じられるものがある。「あぁ 自然に あの人 傷つけてる」「少しだけ罪に酔って」「もう嘘はつけない」といった歌詞がそうだが、これらの歌詞には恋愛によって好き放題やってきたことに対する罪悪感とこのままでは行けない、と考えいる様子がうかがえる。

 曲が短いことと、スペイン語に対する無知(苦笑)、抽象的な歌詞からどうも他の摩季ソングに対してこの曲の印象は薄い。C/W曲が「いちばん近くにいてね」であることもその原因の一つだろうか?それともファンとしてダンエモン自身の考察がまだまだ足りないからだろうか?
 ファンとして歩むべき道はまだまだ遠い(近くてたまるかという気もするが)。

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令和四(2022)年六月三日 最終更新