ハート・オン・ファイアー
解説 椎名恵さんのフィフスシングル曲である。アルバムではシングルコレクション等には収録されることが多く、椎名さんが結婚式に相応しい曲を集め、多少のアレンジを加えたアルバム『Wedding Songs』の3番目に収録されているところにも注目したい。椎名さんは「ケーキカット、、もしくはキャンドルサービスに」と勧めている。道場主の結婚式(←いつのことやら)に使わせて頂きましょう(笑)。
比較的短いがゆったりとした曲調で歌われるこの歌の歌詞は、長い苦労の果てに真実の愛をつかんだ主人公の力強くも静かな喜びが満ちている。全体として感じるのは外から見た目には目立たずとも主人公にとって掛け替えのない、素晴らしいものが今側にある、という雰囲気である。ただ二人でいることがこんなにも嬉しい物であることを静かな歌詞が火ー「fire」を見るより明らかにしてくれている。
ダンエモンの好きな歌詞は「さしのべた両手が今 愛に届いた 二人だけの時が 始まるの」である。長い時間をかけて叶った願いを今後は「両手」で包み込む様に愛おしむ様に守っていくのだろう。
いついつまでの心に灯った火−「Heart on fire」を消さずに幸せでいて欲しい、と願わずにはいられなくなる曲である。
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