Help me

         作詞 岡本真夜 作曲 岡本真夜 編曲 森俊之
解説 フォースアルバム『Hello』の6曲目に収録されているこの曲はなんと第2弾「Help me �供�が存在する。そして第2弾が生まれ得た素地はライブで歌手と観客が踊りを交えて楽しめると言う独特のステータスを得たからであろう。勿論ダンエモンも踊れる(笑)。
 多忙な業務に忙殺されるOLの悲哀を架空の神様に助けを求める形で歌い上げている。しかも「机の上 山積みされてる書類」や「メモもいっぱい(ん?) "クレームの電話ありました"(ゲっ!)」や「ケイタイがブルブル呼んでます(もしもぉーし あっ お世話になってますぅ)」と言った歌詞はダンエモンにも共感するものがある(苦笑)。
 身も蓋もない言い方をすれば、多忙且つトラブルの多いOLがただただ助けを求める歌詞、ということになるのだが、注目したい部位が二ヶ所ある。
まず第一は「こんな時 恋の1つぐらいあったら もっと がんばれるのにナ」である。恋、下世話な言い方をすれば人間の本能が求めるものである。切羽詰った時ほど恋に飢える気持ちはダンエモンにも不思議と理解できるし、同様に食欲や睡眠欲も増す。そう、いずれも本能に基づくものである。忙中にあって歯車の様に働いている最中にこそ人間としての自己をしっかり持っておきたい気持ちが感じられ、惹かれる。難を言えば「どっかに」、「落っこちて」いるような人で良いのか?と言う皮肉っぽい意見があるのだが…(苦笑)。
 もう一つは「あと ちょっとだけ ふんばってみマス 見守っていてネ! 神様!」である。散々苦境を訴えつつも主人公は自力で戦うことを放棄していない。仏教徒としても思うのだが、本来神仏は自らの介入で信者を救うことより、信者が自らを精神的な拠り所として自力で苦境を乗り越えることを喜ぶものである。「見守っていてネ」と言う歌詞は自分自身の為にも噛み締めたい。
 似たタイトルの有名なThe Beatlesの「Help!」という歌はタイトル通りに詞・曲共にかなり切羽詰った感じが満ちている。それに比べてこの「Help me」は苦境にありつつもかなり明るい。そう、辛い立場にあるからといって暗く過ごさなければならない謂れはないのである。


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