Love's Paradise

         作詞 椎名恵 作曲 羽場仁志 編曲 Hiro
解説 music39.comの「ミュージック・グランプリ」から作詞でグランプリを受賞された2名の方々と椎名恵さんのコラボレーションCD「涙の代わりに 〜X'mas in Snowflakes〜」のC/W曲。タイトルを日本語に訳すと「愛の楽園」である(←わざわざ訳すほどのことかっつーの)。
 二人でいる事の喜びが持つフィーリングを「Love's paradise」にいる心境に擬え、再会・触れ合う喜び・そして愛の為に生きる決意を英語(決して難解なものではない)と日本語を4:6ぐらいで上手くブレンドした歌詞で歌い上げているのが心地いい。 
 ダンエモンの好みの部位は日本語では「Oh,Love's paradise 大好きと ささやけば ときめくの」「Oh,Love's paradise 大好きと ささやけば 感じるの」である。口から先に生まれて生きた男・ダンエモンは伊達に口数が多い男ではないつもりだから、敢えて言葉を口に出すことの重要性を理解しているつもりである。
 互いに信頼して、分かり切った事や当たり前の事をいちいち口にする事もないことは多いが、それでも時には言葉が持ち得る実感でもって、その言葉が口から発せられる大切さを振りかえるのもいい事だと思う。ダンエモンも彼女とは何十年たっても時には「愛している」の言葉を掛け合いたい、ものである。
 英文でのお気に入りは「Owe to you」つまり、「あなたのおかげで」という意味で、この一言で、主人公にとって如何なる場にあっても「あなた」と一緒ならそこが「Love's paradise」なのであるという事が感じさせられて秀逸である。
 和文と英文の対比で見るなら「流れる 雲さえ 天使に見えて」に対して「This magic will never end 」(この魔法は決して終らない)、「あなたの愛が海なら」に対して「I am sinking deep in the sea」 (海の深みに沈んでいる私)といったところがまた格別だが、個人的には「Kissなら 夜明けを 忘れるくらい」に対して「Press your tender,sugar lips」 (あなたの意向と甘い唇を押し付けて)とそれに続く「何度も重ねあって」に対する「I feel joy and happiness」 (幸せと喜びを感じる)が特にお気に入りであるが、何故そうなのかは今(2004年12月25日)はまだ語れないので、いつの日か追記したい。


恵の間へ戻る