LIVE SPARK

正式タイトル ACCESS!FM802 UNIVERSAL STUDIOS JAPAN 5th ANNIVERSARRY LIVE SPARK




日時2006年4月8日(土)16:00開演
場所大阪府
UNIVERSAL STODUOS JAPANニューヨークエリア特設ステージ
背景ユニバーサルスタジオジャパン5周年アニバーサリーの記念ライブ。大黒摩季さん以外にも3/18〜4/16日の約1ヶ月に渡ってSound Schedule、Full Of Harmony、元ちとせさん、UNDER GRAPH、nobodyknows+、押尾コータローさん、KANさん、AIさん、加藤ミリヤさん達がそれぞれ定められた日程で参加。
内容
1. あなただけ見つめてる
簡易感想 ライブで少しでもいい場所を取る為に他のアトラクションに行きたいのも我慢して昼過ぎから並んだ事もあり、ようやくにして逢えた摩季さんだからこそ、この曲が最初であった事は嬉しかった。
2. 永遠の夢に向かって
簡易感想 ライブ当日の4月8日は花祭り=御釈迦様の誕生日で、仏教徒ダンエモンは毎年心の中でそれまでの人生の回想と未来の夢の練り直しを行う故にいつものライブ以上に腕が千切れんばかりに拳を振り上げ、その痛みを伴うほどの熱さが心地良かった。
3. 胡蝶の夢
簡易感想 摩季さんがライブの主旨から派手目の曲を続ける事を宣言した直後にそれを取り消すかのよう名前置きとともに歌われた(笑)。摩季さんもなかなかにコメディアンである、と言っては失礼だろうか?
 カウントダウンライブではじめて効き、マキシとアルバムで堪能した直後の再会故に待ったりした静けさの中での耽美的拝聴は文句の付けよう無し!
 リリースのタイミングからもこの選曲はライブ主旨的に相応しくなくても摩季ライブ的には相応しいと言える。
 ただ、摩季さんに「一番大切な人を想いながら聴いて下さいね。」の台詞がチョットだけ心苦しかった。道場主が恋を無くして半年足らずの上に、その張本人は紛れも無くダンエモンなのだから。
4. 夏が来る
簡易感想 何度もライブで聴いているこの曲だが、「優しいパパと親友だけ」がいつも通り「優しいパパと、やっぱ皆だけ!」のアレンジが為されなかった。
 4月にもかかわらず雨の多い日々から肌寒さが抜けない昨今故に一足早い夏を待ち構える選曲が嬉しい。時間の短さゆえか「夏が来る、そして…」が聴けなかったのがチョット残念。
5. いちばん近くにいてね
簡易感想 定番曲を楽しむ一方でハプニングが発生。観客席(と言っても全員立ち見だが…)からは分からなかったのだが、ボディスーツに何か異常が起きたらしく、ギタリストさんの指摘を受けた摩季さんがその影に隠れながら(歌は何事もなかった様に続行)たくし上げるような調整を数度に渡って行っていた。
 歌の中断もなかったし、胸が露わになることも無かった(摩季さん、失礼!)ので大きなハプニングには入らないと思うのだが、それもまた生ゆえの味と言う事で思い出の一つとしたい。
6. ら・ら・ら
簡易感想 毎回のお約束の如く、今回もこの曲がトリを努め、同時に3年前から始まった「大黒摩季老後の楽しみ」が為された。
 念の為に説明すると、サビの「ら・ら・ら〜 やっぱり 今日も明日もあなたに逢いたい」を摩季さんの指示のもと、観客が合唱して、その録音を(占い師から亭主より長生きすると言われている摩季さんが)老後の楽しみとするものである。
 屋外のライブであり、奥行きに対して横幅が狭いせいか、声のでかさに自信のあるダンエモンは「男性の皆さんだけで、どうぞ」と言われた時の声は、他の前衛男性陣の声が然程大きくなかった為か、間違いなく摩季さんに届いた!!ジャイアン並の音痴故に他の観客が笑う中で、摩季さんは私の方を向き、指差し、「ありがとう!!」と言って下さった!!!
 間違い無く過去・現在・未来を通じて摩季ライブ最大の想い出の一つとなるだろう。
所感 何と言っても40分という短い時間が歯痒い。勿論大黒摩季さんではなく、ユニバーサルスタジオジャパンの5周年を祝うのが主旨である故なのは百も承知だが、カウントダウンライブ同様、もう少し長くはならないものだろうか?
 FM大坂のDJ誘導による流れの中で黒いコートに白のボディスーツ&パンツルックでギタリスト・ベーシストとの掛け合いアクションを交えながらヒットソングを連発する摩季さんの姿を20メートルと離れていない距離で堪能できたのが嬉しいだけに時間の短さがいの一番に惜しまれる。
後日譚 摩季ファン仲間の一人から教えられたのだが、衣装のハプニングが一部のファンの間で不評を呼んでいる事を小耳に挟んだ。
 確かにハプニングがライブの完成度を低下させた点は否めないかもしれないが、別段衣装そのものが完全にばらけたり、ライブが中断したわけでもないのにそこまでの非難を浴びせるのは如何なものだろうか?
 暴論を承知で言えば、編集や取り直しの効くDVDやTV番組とは違ってハプニングが起こり得てそれらを受け入れて尚楽しめるノリこそが生ライブの醍醐味ではないだろうか?
 ダンエモン的にはそれらも御愛嬌、と笑いながら過去のライブを振り返り、今後のライブが大いに盛り上がる事を摩季さんに期待したい。

 

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