イオンモールフリーライブ

正式タイトル　イオンモールPRESENTS岡本真夜15周年イオンモールフリーライブ2010　第1部

日時 2010年8月1日(火)13：30開演
場所兵庫県神戸市北区
イオンモール神戸北店　さざんかコート
背景　2009年に続いて岡本真夜さんのデビュー15周年を記念し、イオンのCMソングを唄った縁から今年もまた全国各地で行われたフリーライブで、通常のチケットを購入する者とは全く異なり、イオンモールに行けば誰でも見ることが出来た。
　時間にして30分程の短いもので、唄われたのも5曲で、はっきり言って聴いた時間より待っていた時間の方が遙かに長かった(苦笑)。

　不覚にも去年も行われていたことを知らず、先の15周年記念ライブで知って、参加した。
　そして嬉しい事に、このフリーライブでは真夜さんとの握手会も開催され、ファンになって14年目にして遂に真夜さんと握手することが出来たのである！

　過去2回のライブで最前線近くにいながら全く握手が出来る状態になく、ライブが始まる前に度々真夜さんや真夜ソングの紹介をしてくれた視界のお姉さんが、「ライブに参加しても岡本真夜さんと握手するなんて出来ないのでとても重要な機会」と話していたが、それを聞いてうんうん頷いていたら、そのお姉さんに「あちらで頷いている人がいます！」と言われた。どこまで大勢の中で目立つ顔しているんでしょうかねぇ、私。
　ちなみに握手会に参加する為には握手券を得る為に当日会場で真夜さんのCDアルバムを買う必要があったのだが、真夜さんとの握手の為に既に所持しているアルバムを購入することとなったのは言うまでもない(苦笑)。

１．想い出にできなくて
簡易感想　真夜ソングの中でも大好きな曲の曲の一つだが、正直、ライブの定番としてここまで定着するとは思っていなかった。
　先の15周年記念ライブでもトップバッターを務めたこの曲がまたも最初に唄われたことにビックリの一言であった。
　先の15周年記念ライブ同様、今回も弾き語りで、デパートの明るい照明の下ではいつもの切なさが少し軽減されたように思われたが、新鮮味があった。
　またデパートという場所ゆえか家族連れも多く、小学生ぐらいの子供も多かったのだが、彼等にこの切なさは分ったかな？わかったらチョット怖いが…。

　フリーライブが始まると舞台横の仮設テントから現れた真夜さんは、髪型は道場主の大好きなソバージュで、緑色のショールにロングスカートを纏っていた。

　会場はパイプ椅子も並べられていたが、場所取りは完全な早い者勝ちで、残念ながら座ることは出来なかったが、一的には真正面で、距離的にも普段のライブに比べて全然遠くなかった。

　今回のフリーライブでは唄われた曲数が少ないためか、各々の曲に真夜さんなりの思い出が語られ、この曲は真夜さんが19歳の時の片想いの思い出が元になっているとのことだった。19歳の時の真夜さんと言えばデビュー2年前で、学生とデビューの狭間でどんな恋をしていたのかいささか気になる所だが、「会わなければ　会わない分　募る想い」をどれだけ真夜さんは引き摺って来たのだろうか？

２．そのままの君でいて
簡易感想　少し前に心ならずも騒がれた曲だったが、そんな後遺症を丸で感じさせることもなく極普通に唄われた。
　真夜さんの登場を待つ間、会場ではアルバム『All Album Selection Best My Favorite』が延々と流されていたので、緊急に特別収録されたこの曲が歌われたのもまあ頷けるものがあった。

　大切な人との再会が喜びであり、糧であることが見事に歌い上げられたこの歌は真夜さんの故郷・高地にて頑張る親友との交流と、上京後の彼女がやり取りしていた想い出が元になっているとのことだった。
　約2ヶ月前、ダンエモンは会社の上司からこの曲に関して「亡くなった友達との思い出を唄っている、と語っていたのをテレビで見た」と聞かされたが、恐らくは「この星空の彼方」と混同していたに違いない。全く、浅はかな記憶で語らないで欲しいものである………ん？俺も人の事言えないか？(苦笑)

３．Life
簡易感想　最初から「30分程」とアナウンスされ、唄われる曲数が少ないことが予測されたこのフリーライブにこの曲が登場したことに対し、冒頭の「想い出にできなくて」同様、予測以上の存在感をこの「Life」が持っていることに驚かされたものであった。

　既にライブで聴くこと複数回に及ぶこの曲だが、今回特に響いたのは「たとえ今が　くじけそうでも　奇跡は起こる　きっと　勇気ひとつで変われる」の歌詞である。
　合いも変わらず要領が悪く、出世とも昇給とも人望とも無縁の日々にともすれば自信を持てない日々を送るダンエモンだが、それでも何かをきっかけにほんの一瞬でも自分を奮起させる心を忘れてはいない。勿論時としてから元気から絞り出すそんな気力は長く続くものではないのだが、今回のフリーライブが短い時間であった故に、「くじけそう」な「今」に対し、「勇気ひとつ」という些細なきっかけで「変われる」という表現に考えさせられ、勇気付けられるものがあった。

４．TOMORROW～Crystal SceneryⅢVersion～
簡易感想　完全定番の「TOMORROW」だが、今回弾き語りにて、アルバム『Crystal SceneryⅢ』収録のバージョンにて唄われ、最初は弾き語りで、ラストはピアノ演奏無しの声のみで唄われた。なかなか見れない演出で貴重だった。

　そしてもう一点、恐らく他の会場では語られないであろうことが語られた。
　それはデビューと神戸に対する真夜さんの想いである。
　今年15周年を迎えた真夜さんは藤前1995年のデビューである。そして神戸市にとって1995年とは阪神大震災が起きた年である。15年前とは言え、当時物心ついていれば6000人以上が犠牲になった阪神大震災は前後10年を挟んで振り返っても大きな出来事で、1995年という年自体もオ●ム事件なども起き、明るい都市とは言い難いと考える人も少なくない。
　真夜さんのデビューはそんな世情穏やかならぬ、大事件の残滓が残る当年5月のことで、自分のデビュー年に大きな災厄を迎えた神戸に対しては思う所があって然るべきだろう。
　そんな思い出を込めて唄われたデビュー曲を、会場に集まっていた人々の中に多数存在していたであろう神戸の人達はどんな気持ちだっただろうか？
　　　　　　今更ではあるが、当時の「TOMORROW」が当時の神戸の人々を少しでも勇気づけていたことが願われてならなかった。本当に今更だが、道場主はあの年、この曲に勇気づけられていたのだから、余計にそう思われてならなかった。

５．I blieve
簡易感想　早くもラストである。
　実際、早くから集まってくれた人々へのサービスの為に真夜さんはリハーサルを行ってその姿をいち早く見せて下さっていた。その折に5曲とも歌われたので、2倍聴けて得したとも言えるし、事前に全部聴いてしまって何だかなあ、とも言える(苦笑)。
　ともあれ先の15周年記念ライブに続いての疲労にして、アルバム『All Album Selection Best My Favorite』収録曲中唯一の新曲ゆえにトリに相応しかったとも言える。
　穏やかながらも確かな力強さで一歩一歩歩んでいく様を歌い上げるこの曲は、多くの人々が行き交い、そこに様々な日常を背負っているデパートという場に、普段のライブとはまた違った映え方をした気がした。もっとも、ライブで聴くのはまだ2度目なのだが(苦笑)。

所感　ライブが始まる前はイオンモールの開店とライブ開始の時間の差に少し苛立っていたが、当の真夜さんが仮設テントの中でずっと待機していたことを考えると、昨年より、「自ら会いに行く」というコンセプトの下、狭い場所で長時間待機し、参加者ほぼ全員と握手した真夜さんの努力に対して、自分の小さな苛立ちを恥じずにはいられなかった。
　時間の短さや、既に持っているアルバムを買わなければならなかったことに思う所が無い、と言えば嘘になるが、それでも一曲一曲に思い出話を添えたり、神戸という地への思い入れが語られたことに通常のライブではあり得ない貴重な時間を過ごせたと思っている。改めて真夜さんのファンへの想いに頭が下がるばかりである。
　恐らく道場主なら生涯の野望叶って多くのファンを抱えるようになってもここまでしないだろうな(苦笑)。

　そしてライブ後、ついに真夜さんとの握手会に臨めた！
　長蛇の列が並び、次から次へとやって来るファンに対して(事前に用意した)サインを手渡し、握手を交わす真夜さんの展開に必然、挨拶程度の一言しか交わせず、何を言おうか散々迷ったが、「デビュー20周年、25周年も必ず駆け付けます！」と告げて、柔らかな手と握手を交わさせて頂きました。
　他のアーティストと握手を交わし、その後の先方の反応を見るにつけ、こういう時は覚えられ易い顔に産んでくれた両親に感謝するのですが、さすがにあの短時間と大勢の中では真夜さんに覚えられるのは至難だろうな(苦笑)。

　

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平成二六(2014)年四月二八日　最終更新

日時	2010年8月1日(火)13：30開演
場所	兵庫県神戸市北区
場所	イオンモール神戸北店　さざんかコート
背景	2009年に続いて岡本真夜さんのデビュー15周年を記念し、イオンのCMソングを唄った縁から今年もまた全国各地で行われたフリーライブで、通常のチケットを購入する者とは全く異なり、イオンモールに行けば誰でも見ることが出来た。　時間にして30分程の短いもので、唄われたのも5曲で、はっきり言って聴いた時間より待っていた時間の方が遙かに長かった(苦笑)。　不覚にも去年も行われていたことを知らず、先の15周年記念ライブで知って、参加した。　そして嬉しい事に、このフリーライブでは真夜さんとの握手会も開催され、ファンになって14年目にして遂に真夜さんと握手することが出来たのである！　過去2回のライブで最前線近くにいながら全く握手が出来る状態になく、ライブが始まる前に度々真夜さんや真夜ソングの紹介をしてくれた視界のお姉さんが、「ライブに参加しても岡本真夜さんと握手するなんて出来ないのでとても重要な機会」と話していたが、それを聞いてうんうん頷いていたら、そのお姉さんに「あちらで頷いている人がいます！」と言われた。どこまで大勢の中で目立つ顔しているんでしょうかねぇ、私。　ちなみに握手会に参加する為には握手券を得る為に当日会場で真夜さんのCDアルバムを買う必要があったのだが、真夜さんとの握手の為に既に所持しているアルバムを購入することとなったのは言うまでもない(苦笑)。
１．想い出にできなくて
簡易感想	真夜ソングの中でも大好きな曲の曲の一つだが、正直、ライブの定番としてここまで定着するとは思っていなかった。　先の15周年記念ライブでもトップバッターを務めたこの曲がまたも最初に唄われたことにビックリの一言であった。　先の15周年記念ライブ同様、今回も弾き語りで、デパートの明るい照明の下ではいつもの切なさが少し軽減されたように思われたが、新鮮味があった。　またデパートという場所ゆえか家族連れも多く、小学生ぐらいの子供も多かったのだが、彼等にこの切なさは分ったかな？わかったらチョット怖いが…。　フリーライブが始まると舞台横の仮設テントから現れた真夜さんは、髪型は道場主の大好きなソバージュで、緑色のショールにロングスカートを纏っていた。　会場はパイプ椅子も並べられていたが、場所取りは完全な早い者勝ちで、残念ながら座ることは出来なかったが、一的には真正面で、距離的にも普段のライブに比べて全然遠くなかった。　今回のフリーライブでは唄われた曲数が少ないためか、各々の曲に真夜さんなりの思い出が語られ、この曲は真夜さんが19歳の時の片想いの思い出が元になっているとのことだった。19歳の時の真夜さんと言えばデビュー2年前で、学生とデビューの狭間でどんな恋をしていたのかいささか気になる所だが、「会わなければ　会わない分　募る想い」をどれだけ真夜さんは引き摺って来たのだろうか？
２．そのままの君でいて
簡易感想	少し前に心ならずも騒がれた曲だったが、そんな後遺症を丸で感じさせることもなく極普通に唄われた。　真夜さんの登場を待つ間、会場ではアルバム『All Album Selection Best My Favorite』が延々と流されていたので、緊急に特別収録されたこの曲が歌われたのもまあ頷けるものがあった。　大切な人との再会が喜びであり、糧であることが見事に歌い上げられたこの歌は真夜さんの故郷・高地にて頑張る親友との交流と、上京後の彼女がやり取りしていた想い出が元になっているとのことだった。　約2ヶ月前、ダンエモンは会社の上司からこの曲に関して「亡くなった友達との思い出を唄っている、と語っていたのをテレビで見た」と聞かされたが、恐らくは「この星空の彼方」と混同していたに違いない。全く、浅はかな記憶で語らないで欲しいものである………ん？俺も人の事言えないか？(苦笑)
３．Life
簡易感想	最初から「30分程」とアナウンスされ、唄われる曲数が少ないことが予測されたこのフリーライブにこの曲が登場したことに対し、冒頭の「想い出にできなくて」同様、予測以上の存在感をこの「Life」が持っていることに驚かされたものであった。　既にライブで聴くこと複数回に及ぶこの曲だが、今回特に響いたのは「たとえ今が　くじけそうでも　奇跡は起こる　きっと　勇気ひとつで変われる」の歌詞である。　合いも変わらず要領が悪く、出世とも昇給とも人望とも無縁の日々にともすれば自信を持てない日々を送るダンエモンだが、それでも何かをきっかけにほんの一瞬でも自分を奮起させる心を忘れてはいない。勿論時としてから元気から絞り出すそんな気力は長く続くものではないのだが、今回のフリーライブが短い時間であった故に、「くじけそう」な「今」に対し、「勇気ひとつ」という些細なきっかけで「変われる」という表現に考えさせられ、勇気付けられるものがあった。
４．TOMORROW～Crystal SceneryⅢVersion～
簡易感想	完全定番の「TOMORROW」だが、今回弾き語りにて、アルバム『Crystal SceneryⅢ』収録のバージョンにて唄われ、最初は弾き語りで、ラストはピアノ演奏無しの声のみで唄われた。なかなか見れない演出で貴重だった。　そしてもう一点、恐らく他の会場では語られないであろうことが語られた。　それはデビューと神戸に対する真夜さんの想いである。　今年15周年を迎えた真夜さんは藤前1995年のデビューである。そして神戸市にとって1995年とは阪神大震災が起きた年である。15年前とは言え、当時物心ついていれば6000人以上が犠牲になった阪神大震災は前後10年を挟んで振り返っても大きな出来事で、1995年という年自体もオ●ム事件なども起き、明るい都市とは言い難いと考える人も少なくない。　真夜さんのデビューはそんな世情穏やかならぬ、大事件の残滓が残る当年5月のことで、自分のデビュー年に大きな災厄を迎えた神戸に対しては思う所があって然るべきだろう。　そんな思い出を込めて唄われたデビュー曲を、会場に集まっていた人々の中に多数存在していたであろう神戸の人達はどんな気持ちだっただろうか？　　　　　　今更ではあるが、当時の「TOMORROW」が当時の神戸の人々を少しでも勇気づけていたことが願われてならなかった。本当に今更だが、道場主はあの年、この曲に勇気づけられていたのだから、余計にそう思われてならなかった。
５．I blieve
簡易感想	早くもラストである。　実際、早くから集まってくれた人々へのサービスの為に真夜さんはリハーサルを行ってその姿をいち早く見せて下さっていた。その折に5曲とも歌われたので、2倍聴けて得したとも言えるし、事前に全部聴いてしまって何だかなあ、とも言える(苦笑)。　ともあれ先の15周年記念ライブに続いての疲労にして、アルバム『All Album Selection Best My Favorite』収録曲中唯一の新曲ゆえにトリに相応しかったとも言える。　穏やかながらも確かな力強さで一歩一歩歩んでいく様を歌い上げるこの曲は、多くの人々が行き交い、そこに様々な日常を背負っているデパートという場に、普段のライブとはまた違った映え方をした気がした。もっとも、ライブで聴くのはまだ2度目なのだが(苦笑)。
所感	ライブが始まる前はイオンモールの開店とライブ開始の時間の差に少し苛立っていたが、当の真夜さんが仮設テントの中でずっと待機していたことを考えると、昨年より、「自ら会いに行く」というコンセプトの下、狭い場所で長時間待機し、参加者ほぼ全員と握手した真夜さんの努力に対して、自分の小さな苛立ちを恥じずにはいられなかった。　時間の短さや、既に持っているアルバムを買わなければならなかったことに思う所が無い、と言えば嘘になるが、それでも一曲一曲に思い出話を添えたり、神戸という地への思い入れが語られたことに通常のライブではあり得ない貴重な時間を過ごせたと思っている。改めて真夜さんのファンへの想いに頭が下がるばかりである。　恐らく道場主なら生涯の野望叶って多くのファンを抱えるようになってもここまでしないだろうな(苦笑)。　そしてライブ後、ついに真夜さんとの握手会に臨めた！　長蛇の列が並び、次から次へとやって来るファンに対して(事前に用意した)サインを手渡し、握手を交わす真夜さんの展開に必然、挨拶程度の一言しか交わせず、何を言おうか散々迷ったが、「デビュー20周年、25周年も必ず駆け付けます！」と告げて、柔らかな手と握手を交わさせて頂きました。　他のアーティストと握手を交わし、その後の先方の反応を見るにつけ、こういう時は覚えられ易い顔に産んでくれた両親に感謝するのですが、さすがにあの短時間と大勢の中では真夜さんに覚えられるのは至難だろうな(苦笑)。

イオンモールフリーライブ

正式タイトル イオンモールPRESENTS岡本真夜15周年イオンモールフリーライブ2010 第1部

正式タイトル　イオンモールPRESENTS岡本真夜15周年イオンモールフリーライブ2010　第1部