16th START LIVE

正式タイトル 16th START LIVE SUN&MOON





日時2011年5月7日(土)14:00開演
場所東京都港区
スイートベイジルSTB139
背景 ちょうど一年前、同じ場所で、同じ2部構成にて15周年記念ライブが行われた。岡本真夜さんのデビューは平成七(1995)年五月一〇日で、今回はそれに続くデビュー16周年のスタートを祝ったファンクラブ限定ライブである。
 昨年同様、ダンエモンはカクテルの中で最も好きなシンガポール・スリングを飲みながら、高級料理と真夜ソングを堪能した訳だが…………はっきり言って、酒も料理も高い!少なくとも安月給サラリーマンにとっては(泣笑)。

 スイートベイジルSTBでライブに参加するのは真夜ライブ以外も含めるとこれが3度目で、今年に入って2度目の真夜ライブである。昨年は15周年という節目の年にして、兵庫・滋賀・大阪、と近畿圏での開催も多かった為、年間最多参加の年となった。
 それに続く今年は3月に地元・大阪にて植村花菜さんとのジョイントライブに参加しており、様々なカラーのライブに参加して来た感慨と供に参加したライブでもあった。

 言い方を変えれば20年目に向けてという意味も含まれるSTART LIVE、果たして如何なる展開を辿るや?

1.泣けちゃうほど切ないけど
簡易感想 白地に黒い海藻模様(?)のロングドレスに黒チョッキを纏って真夜さんが登場。昨年同様舞台の奥からの登場で、「桜の花びら舞う」季節には少し遅いが、春らしさを感じさせる選曲に開演前の小雨模様の陰鬱さも静かに吹き飛んだ。

 このライブレポートの為に調べて気付いたのだが、実はダンエモンはこの「泣けちゃうほど切ないけど」はライブでは3回しか聴いたことが無く、しかも内2回はこのスイートベイジルSTB139で聴いている。これも何かの縁だろうか?

 私事だが、このライブレポを綴っているのが2011年10月10日現在で、この時点から2011年を振り返ると、この16周年START LIVEの前後1ヶ月が生業的に凄くつらい時期にあった(実際、給料を下げられた直後のライブで、関東での予定は大幅に狂った)。
 これまでの人生でもっと苦しい想いをした期間もあったから、これしきの事で鬱になったり、自暴自棄になったりはしないが、辛さの度合いによっては敬愛するアーティストの曲か帰って聴きたくなくなる時がある(機嫌の悪い時ほど酒を飲みたくなくなる心境に似ている)のだが、これはある種の「逃げ」で、真夜ソングを聴いて気分良くなった次の瞬間に嫌な想いをするのを恐れているに過ぎない。
 だからこそ、「流れて行く雲に あげたスマイルのメッセージ もうすぐあなたの街に 運ばれてゆくよ 毎日 忙しくても 空 見上げて ちゃんと受け止めなきゃダメだよ」の歌詞がいつも以上に響き、真夜ソングとの向かい合い方を考えさせられたスタートだった。

2.Close To You〜ひとりじゃないよ〜
簡易感想  ネタばらしをすると新アルバム(と言うには半年近く経過しているが)『Close To You』収録曲はこの曲と「Beautiful Days」のみがこの日は披露された(第2部までは存じません、悪しからず)。

 会場であるスイートベイジルSTB139は高級レストランにて飲食する気分を味わいつつ、ライブを満喫できる場所なので、アクションが激し目の曲や、熱狂を主体とした曲が些か不向きなのだが、それを考えると、歌詞通り、「ゆっくり ゆっくり」と元気の増して来るこの曲が、場所・形式を問わず、場を盛り上げる完成度の高さを今更にして思い知らされたものである。

 昨年に15周年、今年に16周年を迎え、来年も17周年を同じ場で迎えるかは分からないが、この感慨を元に真夜さんと「いっぱい笑って 時には泣いて いつも君にだけは夢を語れるんだ」の歌詞の様な時と場であって欲しいものである。

3.春風
簡易感想 実に5年振りにライブで聴いた。5年前のWonderful Colorsライブは道場主の父上の誕生日に参加しており、「ハピ ハピ バースデイ」を聴きながら父上の誕生日を秘かに祝ったのだが、よくよく考えてみるまでもなく、この曲もまた誕生日を祝う曲で、ほのぼのした曲調の中にある種の懐かしさを感じずにはいられなかった。

 16周年を迎え、デビューから真夜ファンになるまでの時間よりも、ファンになってからの時間の方が3倍は長い時間が経過しているが、途中に真夜さんの結婚・出産があり、しかもそれがライブに初めて参加して半年も経たない内だったので、複雑な気持ちもあったが(苦笑)、今は当時と同じ気持ち=真夜さんをアーティストではなく、恋のターゲットと見ることは出来ないが(再度苦笑)、この日ばかりは「あなたに恋した あの時の気持ち 大切にしたい それぐらいいいよね?」の気持ちに浸りたくなった(笑)。

 余談だが、この曲を聴いているときは、松本直樹氏が担当したドラムスが特に印象的だった。何年か前までは、ドラムスと言えばドラムとシンバルをスティックで叩いている所しか想像が及ばなかったが(←全国のドラマーの皆様、失礼!)、昨今では刷毛や、板状の特別な撥として使用されるものも多彩であることを徐々に知る様になったが、この「春風」のような静かな曲でドラムスがああまで活躍するのは意外だった。正直、ドラムの出番が無い曲とさえ思っていたので…(←再度、失礼!)。
 次にこの曲を聴く時も是非とも松本氏にドラムスを担当して欲しいものである。

4.Dear…
簡易感想 この曲をライブで聴くのは4年目だが、約8年前、この曲を収録した同名のアルバム『Dear…』がリリースされた際に、諸事情あって当時の真夜ライブに参加出来なかったから、どうしても同アルバム収録曲との縁の薄さをどこかに引き摺っていたので、この曲を聴けたのは実に嬉しかった!

 ライブの趣旨や会場の雰囲気からも、穏やかな中の強い歌詞が心地いいのだが、その心地良さの中で、つい「特別なことしてあげられないけど 君をずっと守っていきたいから ふたり出会えたこと 忘れないで 甘える場所が ここにあるから」の歌詞に心がトロンとして来る(苦笑)。

 真夜さんと時と場を共有すれば充分「特別なことして」貰えているし、「守」られているとも思うし、「ふたり出会えたこと 忘れ」る筈が無く、敬愛するアーティストの中で唯一年下である真夜さんに「甘える場所が ここにあ」れば大喜びである(苦笑)。何せ、道場主は年上のお姉さんに甘えるように女性と戯れるのが大好きな男だから…イテテテテテテ(←道場主のオムプラッタを喰らっている)。

 昨今の真夜ライブで定番になりつつあるサビの部分での知野氏の合唱が今回はここで初めて披露された。素晴らしきハーモニーながら、あの二人に歌われると歌詞的には「誰よりきっと 壊れそうな心」にえらく説得力が無かった気もした(笑)。

5.君へ帰ろう
簡易感想 うーん、よもやアルバム『Wonderful Colors』収録曲がまた聴けるとは思わなかった…。
 16周年という記念を思えば「誕生日でも 記念日でもない今日に 乾杯しよう」の歌詞はシチュエーションに反するのだが、一方で、「いつでも いつでも 君が笑ってくれる 家に帰ろう ふたりで ふたりで 夢の続きを見よう 夕日 背中に 君へ帰ろう」の歌詞を思えば、我が家でも、故郷でもない、真夜ライブにてたった2回来ただけのSTB139に得も言えぬ懐かしさを感じたのであった。

 またこの曲では黄昏を模したと思われる赤いライティングもまた見事であったことを付け加えたい。

6.会いたくて
簡易感想 ここからはしばしの間、弾き語りにて歌われた。頻繁に聞いているような気がして、意外に4年振りになる。
 恐らく意外に思うのはこの曲がC/W曲、アルバム収録曲、提供曲と様々な面を持つことが知識としてあるからだろう。

 恋人と仲違い中か、別れた直後でもなければ「星空も 街の灯も あなたがいたからキレイに見えた」との念は浮かばないだろうから、つまりは「星空」「街の灯」を誰かと供に見てロマンティックな気持ちになった記憶が何年もないから、恋人よりも、真夜さん及びシチュエーションに対して「会いたい」気がした。

7.想い出にできなくて
簡易感想 見ていて思い出したのは、約9ヶ月前に神戸で参加したイオンモールフリーライブだった。
 そのときも弾き語りで歌われたし、イオンモールフリーライブでも、1年前の15周年記念ライブでもトップバッターを弾き語りにて歌われた記憶が色濃かったので、それこそ懐かしいものに再会した気分だった。

 実の所、弾き語りで一番イメージの強い曲がこの曲である。殊に(毎回触れている部分で恐縮だが)「“会わなければ 忘れられる”そう思ってた」の歌詞から直後の「でも会わなければ 会わない分 募る想い」に移る間の鍵盤捌きに惚れ込んでいる、といっても過言ではないので、切ない想いの込み上げるこの歌詞が更なる感情の起伏をもたらす。

 タイトルこそ「想い出にできなくて」だが、今後も「想い出」を重ねてくれるであろうこの曲に乾杯!の心境だった。それにしても高い黒ビールとシンガポール・スリングだったが(苦笑)。

8.Alone
簡易感想 弾き語りは更に続く。昨年の15周年記念ライブで聴いてから、ほぼライブ2回に1回の割合で聴いている、存在感のそれなりに増してきた曲である。

 真夜さんにとっても想い出深い一曲であることが再三、再四語られているが、昨今の「カサブタ」等を聴いていても、「「君は強いから大丈夫だよ」なんて そんなこと言われたら 弱さ見せられない」の歌詞に見られる、所謂一つの意地張りは真夜さんの基本的な性格ではないか?と思ってしまう。
 折に触れて何度となく自分の事を「泣き虫」と称する真夜さんだが、感情の変動には弱い人なのかもしれないが、愛する相手ほど認められたらそれに応えんとして、本意に無い行動を貫徹する意味においては、欲しくない強さを持った人にも思えてしまう。

 誰しも弱気頼は強気を好むと思われるが、真夜ソングを聴いていると、人間の強さと弱さは、是非も好悪も一概には断じられない。だからこそ一生懸命生きる意義があるのかも知れないが。

9.宝物
簡易感想 この曲も先の「Alone」同様、ライブ2回に1回の割合で聴いている気がする。つまりはそこそこに存在感を持った曲で、曲調の静かさを考えるとなかなかに不思議な存在であることを改めて思う。

 今回特に印象に残った歌詞は「あなたの声を聞くだけで元気になれる」である。昨年の15周年記念ライブ以来、様々なカラーのライブに参加してきたからこそ、純粋に歌詞に惚れ込みたい心境が働いたのだろうか?

10.大丈夫だよ
簡易感想 記憶に間違いが無ければ、ライブでこの曲を聴くのは2回目である。殊にこの時点から半年前に滋賀県米原市で参加したアコースティックライブではトップバッターを務めていたので、記憶に新しかったが、実はこの「大丈夫だよ」はダンエモンが発売日に購入した最初の真夜CD曲である。

 同シングルの発売も春の事で、あれから13年の歳月が流れていることとともに、プロモーション映像で多くの観客を前に歌い、真夜さんもそれに愛想よく応えるシーンを激しく羨ましく思った記憶も甦ったりした。
 2曲前の「Alone」も愛する人が主人公よりも他の女性を選んだことで恋に破れる内容になっている訳だが、「Alone」において愛する人に「「君は強いから大丈夫だよ」」と言われて強がってしまっているのに対し、この「大丈夫だよ」では「時が経って 今 気づいたよ あなたの最後のやさしさ つらい思いしていたのは 私だけじゃなかった」と相手も思い遣り、声の届かない状態で「私は大丈夫だよ」と結ぶ様が何とも好対照である。

 この選曲をデビュー3曲目の「Alone」リリースから、4枚のシングルリリースを経て「大丈夫だよ」がリリースされるまでの時間における真夜さんの成長、と勝手に想像してみたが、それもまた楽しかった。次は「カサブタ」も混ぜて聴いてみるのも一興と思うのですが、SUN&MOONスタッフの皆様如何でしょうか?(←多分、見てもらえてないと思うぞby道場主)

11.DREAM
簡易感想 来た〜!!五年振りに来た〜!!
 最も大好きな真夜ソングゆえに、毎回ライブ終了後のアンケートでは、「ライブで歌って欲しい曲」の項目に欠かさずこの「DREAME」を書いているので、場所がSTB139じゃなく、なんばHatchや東京国際フォーラムだったら狂喜乱舞していたことだろう(実際5年前は狂喜乱舞しかけた)。

余り批判的な−それも個人の贅沢に根差した−事は書きたくないので触れなかったが、昨年の15周年記念ライブにおいても唯一この曲を聴けなかったことだけが心残りだった。それゆえに、本来の歌詞が持つ意味合いとは異なるが、「AH 出会えてよかった 心から思うの」の歌詞が普段以上に胸を打った。

 以前にWonderful Colorライブで聴いた際は「ポケベルに今日も「ガンバレ」のメッセージ」の歌詞が世相を反映して「メールに今日も」にアレンジされていたが、今回は原曲通りで、それもまた嬉しかった。
 屋内のライブの上に、その日の天候は生憎の曇天だったが、もし、野外且つ好天だったら、心の底から「見上げた空の 青さに手を広げ 気持ちいいね」「笑顔で 言え」ていたことだろう。

 2011年10月14日現在、ダンエモンは屋外での真夜ライブに参加したことが無いが、いつか抜けるような青天の下、この「DREAM」と、「FOREVER」(この曲にも空を見上げる歌詞がある)を立て続けに聞きたいものである。

12.TOMORROW
簡易感想 いい頃合いで代表曲である「TOMORROW」が登場。ライブの度に必ず歌われるので、この曲の登場は必然を通り越して当然なのだが、やはり記念ライブには欠かせないよね♪

 殊に今年(2011年)は東日本大震災と言うとんでもない災害が起こり、このライブの時点では明日をも知れない生活を強いられている方々が何万人もいたことを思えば、阪神大震災の4ヶ月後にデビューした真夜さんがこの曲を歌っていたことにファンならずとも思う所はあるだろう。
 勿論、震災など起きて欲しくないものだから、「TOMORROW」が阪神大震災に傷ついた人々の心に慰めと勇気を与えた事実は重く受け止めつつも、真夜ソングが同じ癒しを提供する機会など来て欲しくなかった一方で、宮城県女川町の例などを聴くと、「TOMORROW」を初めとする真夜ソングが被災者は勿論、震災を悲しみ、痛ましく思うすべての人々の心に癒しと勇気をもたらすことが願われてならなかった。

 まさしく「季節を忘れるくらい いろんな事がある」わけだが、「アスファルトに咲く 花」にとっても、真剣に生きるすべての人々の人生にとっても、肥しになると信じたいものである。
 ともに祈るは些か不適切かもしれないが、それでも16年の時間を軽いものにしない為にも、敢えて16周年を迎えた真夜さんの益々の活躍を祈念するとともに、ありとあらゆる天災・人災に見舞われたすべての人々に心からの御冥福をお祈りし、お見舞い申し上げる次第である。

13.I believe
簡易感想 いよいよ(アンコールを除く)最後の曲である。思えば、1年前同じSTB139にてこの曲と出会い、その時はアンコールの1曲目で聴いているから、時間的にもほぼ364日の時が経過していることになる。
 昨年の15周年記念ライブ参加以来、欠かさず披露されたのはこの「I believe」の他には「Life」「TOMORROW」だけだったが、この日、「Life」は披露されなかったので(←チョットがっかり…)、「TOMORROW」を別格とするなら、この「I believe」だけが「皆勤賞」となる。

 歌詞が単調故になかなかコメントし辛い曲なのだが、些細な喜びにも確かな一歩を感じたい日々だから、静かでも揺るぎなく繰り返される「I believe」の歌詞と「きっとたどりつく 明日への扉を この手で開こう 歩いてるから 見つけられる光がある」の歌詞を信じたいものである。

アンコール1.Beautiful Days
簡易感想 意外に最新アルバム『Close To you』収録曲でこの日歌われたのはこの曲と「Close To You〜ひとりじゃないよ〜」だけだった。名曲揃いの『Close To you』16周年記念と言う舞台にあっては、歴史を綴って来た名曲達に対して分が悪いと言ったところか?(苦笑)
一方で、この曲はライブ終了直後の退場曲(?)にも使われていたので、そんな点にも真夜さんなりのこだわりのある一曲であることが窺えた。

 倦み疲れた日常、未曽有の災害、未だ至らぬ世界平和、IT社会に跳梁跋扈する誹謗中傷、etcとは今後も戦い続けなければならないだろうし、それらに対する戦意は、低下はしてもなくなることはない。その戦いの日々には様々な形で喜怒哀楽が伴う………等と夢想していたダンエモンの心に響いて来たのは「泣いても笑っても同じなら 笑顔の私でいよう」の一節だった。
 理想や夢ばかり見ている訳にもいかない、と世間様では囁かれるが、両者とも叶える為にあるのだから、目標とする為にも「笑顔」を忘れてはならないことを真夜さんに教えられた気がした。

アンコール2.魔法のリングにkissをして
簡易感想 この曲が最後に歌われる時、いつも荘厳なものを感じるのはダンエモンだけだろうか?
 厳密には、ここでいう「最後」とはアンコール直前に歌われるものを指しているのだが、昨年の15周年記念ライブ及び1999魔法のリングにKissをしてツアーにてこの曲は「最後」に歌われている。そして今回真の意味での「最後」に歌われた訳である。

 そんな想いがあったから、この時の「魔法のリングにKissをして」は歌詞の一つ一つがいつも以上に重く響いた。

 冒頭の「「もし 私の翼が 傷ついても 立ち止まらない 私は 歌い続ける」」からして、16年の様々な想いに真夜さんも傷つき、倒れ伏し、それでも起き上がり、あるいて来たことが連想された。
 同時に「昔 ノートに買いた言葉を見つめてた」とあるから、そんな想いを常時抱き続けられる訳じゃない。しかし亡くならないものでもあることを痛感した。

 サビでもある「空 高く 見上げよう 不安や寂しさ 消えるように 愛や夢や 二人のこと 信じ続ける強さが欲しい」を聴くと、人間は弱いからこそ遠くを見ようとするものであることが良く分かる。  そもそもダンエモンは「慌しく過ぎてく日々の中で 力になれないかも しれないけど」と思う前に、自分が助けて欲しいと思っている弱い男である。だが、そもそも強い人間に「私が私であるため」の努力は意識する必要のないものだとも思う。

 様々な想いを込めて真夜さんを見つめながら思ったのは、「好きな歌を 口ずさむよ 私が私であるために “お守りだよ”と あなたがくれた 魔法のリングにKissをして」の歌詞に準じた日々を期待し、それを応援し続けたい、ということであった。

所感 様々な想いの中、記念すべきライブに、それも普段より一段も二段も高級感溢れる中にて参加出来、真夜さんとも比較的近い距離にて参加出来たことを喜んでいる。

 贅沢を言えば、昨年の15周年記念ライブとカラーが似かより過ぎていたことと、期待していた曲が2、3曲レパートリーに含まれていなかったことが惜しまれるが、それは贅沢というものだろう。

 昨年同様、新旧織り交ぜの名曲揃いは、最新アルバム収録曲がメインとなるツアーとは違った喜びもあり、この後、第2部を行うことを思えば数量的にも充分なレパートリーがこなされているのが嬉しいのだが、質・量・高級感・料理のすべてが優れているから、より贅沢な気持ちになってしまうのと、飲食代の高さだけが珠に疵だった(苦笑)。

 ともあれ、2011年、二度目の参加となった16周年記念START LIVE 、ここで得たすべてのエネルギーをもって後々の日常とライブの数々に挑みたく武者震いするダンエモンだった。

 

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平成二三(2011)年一〇月一四日 最終更新