もう一度だけ…
解説 アルバム『LA、LA、LA』九曲目の収録。復縁か、それとも切れかかった縁を繋ぎ止めた物かは不明だが、恋のやり直しを誓う曲である。
ファンとしてのダンエモンの未熟によるものか、何故このカップルが破局に陥りかけたかの背景がどうも良く見えない。歌詞から推測すると誰に対しても心優しい彼氏に対して、他の女性との関係を邪推したことが原因ではないかと思われる。
何故、諦めようという気持ちに信じようという気持ちが勝ったのか?偏に愛を感じたときのトキメキの大きさによるものだろう(と思う)。その気持ちを端的に表すのが最後の「あなたに会えたあの偶然は世界でたったひとつ」という歌詞だろう。抽象的なものに対して「世界で立った一つ」と言い切るのはなかなか出来ることではない。羨ましい限りである(苦笑)。
とかくこの歌詞を堪能しようにもダンエモン自身の経験不足がそれを阻んでしまう。「泣きながら好きと言った」というのはどういうシチュエーションだというのだろうか?恥ずかしながらダンエモンには好きと言われた事がない(泣きながら「嫌い」と言われたことはあるが・・・)。誰か教えてくれいっ!!(←本人も誰に言ってんのかわかんね−よ)
別の観点から見ると、彼を改めて信じようとしている一方で、そんな彼の力になろうとしている歌詞も見逃せない。誰に対しても心優しい彼にも「その心 悲しみ」があり、「その重さ」を認識し、「その重さ」自分でも何とか助けになりたいという気持ちが夕陽をバックに独特の美しさを醸し出している、と言うのは飛躍したものの見方だろうか?
「夕陽」も舞台として、誓いの対象としてこの歌詞の重要なユニットとなっている。三日月じゃ駄目だったのかな?(←「誰か「それは山中鹿之助じゃー!!」と突っ込んでくれないかなぁ?」(byダンエモン)←「いやあ、「戦国房」に来るような人じゃないと…。」(by薩摩守))
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