お・お・ら・か・な・心 OLYMPUS コーポレイトソング
解説 OLYMPUS社のコーポレイトソングとして1992年に制作され、それを椎名さんが歌ったのがリリースされた非売品CDシングル収録曲である。
カメラ及びカメラ用品のメーカーの為に作られた曲のためか、「愛すべき愛すべき」の対象に「地球」・「人間」といった身近でもあり、偉大でもある正に被写体となり得べき存在を選び、極めつけには「OLYMPUS」と社名ズバリそのものを締めに連呼している所からもかなり商業色も強い。
歌詞としての魅力はタイトルにも通づる様にスケールと心の持ち様の大きさへの重視であろう。敢えてオール大文字で綴られた「DREAMS COME TRUE」=夢は実現するという英文を通じて訴えるものが「胸に秘めた夢」、「あした」、「きみの大事なこと」、「誰もが同じこと」と抽象的でも身近なもので、それらを重視するかのように「一歩一歩やさしくなれば 自分の力が信じられる」、「ひとつひとつ近づくたびに 大きな力生まれてくる」と歌い上げている様が秀逸である。
身近なもの、自然な所にあって、それらの一つ一つに気付き、重視するためにも「おおらかな心」が大切なのである,と言えようか。
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