セルフライナーノーツインタビュー

解説 アルバム『POSITIVE SPIRAL』の初回特典DVDにボーナストラックの2つ目に収録。
 同アルバムに収録されている「POSITIVE SPIRAL」「Groove On 〜脱いでごらん〜」「失意のオーロラ」「ROCK YOU, ROCK ME」「最良の日」「前もしらないキミに」「コレデイイノ?!」「テノナルホウへ」「GO☆」「僕が君でキミがボクなら」「栄光の金バッチ」「START LINE」「HEAVEN'S WAVE 〜Dedicated to NATSUKI IIJIMA〜」「Make A Wish 〜Present for Make A Wish of Japan〜」「Forever Rose 〜Present for UNO KANDA〜」「言えなかった「ありがとう」」に関して、曲の成立背景・曲への想い・曲が語り例える物・etcいついて摩季さんがコメントしている内容になっている。
 内容については各曲の解説にて触れているので、ここでは書かない(あまり詳細に書くと盗作になりかねない)。
 歌詞の内容について歌詞に直接かかれないことについて摩季さん御自らのコメントが聞けるのは非常に嬉しく、初回得点DVDにふさわしい内容なのだが、実際に摩季さんのコメントを聞いていて、一抹の不安がダンエモンの胸に去来した。それは、



 もし余りに的外れな解説を掲載していたら、『摩季の間』はこの「セルフライナーノーツインタビュー」に喧嘩を売っていることにならないだろうか?


 ということである。
 商売目的でもない個人HPなので要らざる心配な気もするが、当の本人が語る解説があることを考えると『摩季の間』の解説がかなり色褪せたものになることは否めないが、ここは初回特典に甘えさせていただこう(苦笑)。

 上記の各曲に対するコメントのあと、「15周年に思う事…」というコメントでこのボーナストラックは締められている。
 15年、という歳月は摩季さんにとって、ようやく一人前、との区切りをつけるもので、こういう区切りを摩季さんは今後も持ち続けたい胸を語っていた。
 最後の締めで摩季さんは今まで体験してきた全てに感謝していることを述べていた。
 正の感情も、負の感情も、双方があって、今の大黒摩季があり、すべてを活かし、そこに一切の無駄はない、という考えはダンエモン一押し曲「LOVIN' YOU」の一押し歌詞を彷彿とさせるが、この傾向は同アルバム収録曲全体でも時折見かけられるのが非常に嬉しい。
 改めて「Positive」「Negative」の両方があって、それを昇華してこそ「POSITIVE SPIRAL」が生まれることを実感させられた。


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平成二〇(2008)年三月四日 最終更新