砂の孤独
解説 アルバム『RHYTHM BLACK』の第6曲目に収録されたこの曲はダンエモンにとって誠に解説し辛い曲である。
というのも「cuento tartaro」、「verano」、「amor no correspondido」、「amor con amor se papa」、といった歌詞の意味がわからないからである(苦笑)。どうも語感や発音からスペイン語っぽいのだが、ダンエモンはスペイン語の智識が皆無に近いので自信はない(ダンエモンは英語が英検二級、ドイツ語が大学で�機嵶鼻廖↓供嵶鼻廖↓掘嵳ァ廖↓検峅帖廖⊆駝�でハングル語、雑学でロシア語、中国語、信仰でサンスクリット語がほんの僅かに知っている以外語学の心得はない)。
歌詞で惚れるタイプのダンエモンには歌詞の意味がわからないということは全く持って無念である。従って解説も片手落ちにならざるを得ないことを予め承知した上で以下の解説に目を通して頂きたい。
実際、ダンエモンの理解力のなさゆえか、この歌の歌詞の解釈は難解である。スペイン語(?)の歌詞以外にも当て字や古語的な読み方や古典的表現が歌詞を難解にしているのだが、その表現が歌詞の幻想的な背景と「雅(みやび)」という言葉で例えられる闇の中に妖しく光を放つが如き美を感じさせてくれている(気がする)。
この歌に感じられる摩季らしさは、愛する人との一瞬の、刹那的な触れ合いが持つ心強さとそれさえもままならぬ現実に打ちのめされた寂寥感への憂いであると見られる。「一目純き微笑みに会えるなら 傍ら舞い踊る蛾にならましものを」、「一夜その身姿見つめられるなら 蒼き刹那を永遠に 運命を生き抜くものを」と言った歌詞に見られる一瞬の喜びは「DA・KA・RA」、「風に吹かれて」といった歌の歌詞にも見られる摩季らしさである。
そしてそれに続いて孤独への寂しさを文字通りに歌い上げているのが「あなたを想ひ 綴る長歌は 掬えどもつかめぬ砂の孤独」であり、惜別や寂寥感が謡われることの多い日本古典の短歌・「長歌」の世界を彷彿とさせ、「砂の孤独」が正にこの歌のタイトルと共に中核にもなっている。
砂漠をさまようが如き孤独さえも妖しく彩り、自らの人生の大切な一コマとして位置付けて強く生きようとする様が摩季ソングらしい、と結論付けるのは過言だろうか?つくづく語彙への理解のなさがもどかしい感が拭えない。
摩季の間へ戻る