たぶん彼女も水の星座

         作詞 麻生圭子 作詞 大内義昭 編曲 戸塚修
解説 椎名恵さんの7thシングル曲で、アルバムサードアルバムの『W CONCERTO』のトップに収録されている。道場主はアーティストコレクション特集のアルバムでも所持している。
 歌詞の内容は些か難解である。背景を考えれば、恐らく主人公と「あなた」はかつての恋人同士だったのだろう。勿論「彼女」が現在の「あなた」の恋人である。偶然見かけた久しぶりの「あなた」の仕草に過去を思いだし、複雑な想いを馳せている様だが、ここからが難解である。
 そもそも「水の星座」からして判らない。12星座の内、水に関連するものを挙げると蟹座、山羊座(下半身が魚である)、水瓶座、魚座が思い浮かぶが、「いつも愛されたい」「よわい星座」「愛はAll or Nothing」「こわい星座」との関連がわからない。また「彼女も」とあることから主人公も水の星座なのだろうか?それとも「あなた」が水の星座なのだろうか?「よわい星座」という自嘲気味の歌詞を見れば主人公のことと思われるが、確証はない。ちなみに椎名さんは獅子座である(笑)。
 推測ばかりで恐縮だが、主人公は「あなた」に対して愛を取り戻したい、というよりはかつての自分との二の舞を避けて「水の星座」と思われる「彼女」と上手くやって欲しい、と念じていると見受けられる。「Um 今なら判る あなたの Um 哀しい気持ちも」という歌詞に自らの過去の未熟を悔いる気持ちを見せつつも、「愛はAll or Nothing」である主人公は中途半端に何かを引きずった状態での恋愛はできないのだろう。
 歌に託される以上、決して主人公はその時の気持ちに対して冷淡では有り得ない。つまりは「あなた」をまだ愛する気持ちは少なからず持っている筈である。恋愛の結果や行動の可不可については一概には言えないものがあるが、その時の素直な気持ちのままに行動できないのは一つの不幸だとダンエモンは思う。

2005.9.22追記 長い間、「水の星座」の意味をロクに調べもせずにきたが、「水の星座」とは、星占いでお馴染みの牡羊座から魚座に至る黄道12星座を風・火・地・水の4元素に別けた物で、「水の星座」には、蟹座・蠍座・魚座が該当し、感情重視の星座で「水の星座」に限らず、同じ元素同士の星座は相性がいいとされている。
 そうなると感情重視故に「よわい星座」であり、「こわい星座」でもある事が実感できる。
 BBSにて貴重な情報を提供して下さったえみさんにこの場でも厚く御礼申し上げたい。
 余談だが、魚座の道場主は「水の星座」で、獅子座である椎名さんは精神性重視の「火の星座」である。


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