作詞 大黒摩季 作曲 大黒摩季 編曲 Yohey
解説 摩季ネェのデビュー30周年記念ベストアルバム『SPARKLE』Disc.1「New Songs」の6番目に収録されている。
楽曲解説である以上、歌詞を丹念に追う必要があるのだが、一つ愚痴をお許し願いたい。スペイン語、全然分かんねぇ…(泣笑)。
いや、他の外国語だって決して堪能な訳じゃないが、一応英語(英検2級)は日常会話ぐらいなら何とかなるし、ドイツ語(大学で履修)、ハングル(完全独学)、ロシア語(完全独学)はほんの少しだけ分かるが、スペイン語は勉強したこともない。一応、読むだけならローマ字読みに近く、ドイツ語と並んで読み易い言語らしいのだが……。
ともあれ、スペインにはコスタ・デル・ソルという場所があり、日本語訳で「太陽の海岸」というのを知っていたから、「del」が英語でいうところの「of(〜の)」で、「sol」が英語で云うところの「sun(太陽)」なのは分かるので、「!Salsa del sol!」は「太陽のサルサ」そのままであるのは理解出来た(笑)。
無知に等しいスペイン語に関してはここまでにして(苦笑)、歌詞を通して感じるのは何と云っても「熱さ」であり、「Let’s begin!」と叫んでいるかのような姿勢である。
鬱屈した日常からの脱却か?果てまた挫折からの当らな挑戦か?新たな恋を迎えた故のリスタートか?背景は不明だが、スペイン語が分からないなりに摩季ネェらしさを感じるのは「Pa alla Pa alla Pa alla ありのままの Pa alla あなたで」の歌詞だろう。
少し話が逸れるが、過去にキューバで修業を積んで来たというジャズ歌手とその仲間の演奏を聞いたことがあるのだが、正直、キューバという社会主義国で自由と闊達さに溢れたサルサが盛んなことに意外さを覚えたことがあった。
勿論、今以上にキューバにも、サルサにも無知だった頃の話で、政治的に自由が抑圧されているからこそ、音楽やスポーツに自由への渇望が反映されるのはよくある話である(例:スペイン植民地圧政下のメキシコでは「ルチャ・リブレ」という空中殺法を多用したレスリングが発達したが、名前の意味は「自由への戦い」である)。
この曲の歌詞にも、「ほら¡Hola! ほら♪ 私たち 心開けば Mucho amor リズムと歌さえあれば 自由になれる」とある様に、本音を伏せた自由ならざる心根・表情・立ち居振る舞いでは真の芸術も喜びも生まれないと云ったところだろうか。
同じ歌詞の繰り返しが多く、単調さの中に熱さが感じられる曲と歌詞故、純粋さの持つ強さを感じると思うのは穿った物の見方だろうか?
摩季の間へ戻る 令和八(2026)年八月二日 最終更新