Tripper☆Skipper☆
解説 アルバム『O』の8番目に収録されているがこのアルバムの中では最も軽快かつお気楽な歌である。
「Life」を「pin-ball」や「bingo」といった玩具に例えるかと思えば、「bubble」、「gamble」、「jungle」といった「不透明さ」を比喩する物に例えるし、一方で「learning」、「training」といった「試練」にも例えている。勿論これは人生に様々な意義があるということを歌ってもいるのだろう。
言い換えればこれは人生の何かに失敗しても敗れても、「また立ち上がればいい。一つだけに固執することはない。」ということを呼びかけて、「気楽にいこう」、「Easy come,easy go」等と歌っている、と読める。
難を言えば逆境の踏ん張りに摩季ソングの魅力を覚えるダンエモンにとって、この歌の印象は些か薄い。もちろん上記のようにこの歌の魅力は十分に理解しているので、これは完全に趣味の問題である。二十歳前の女優の可愛らしさを認めつつもそのグラビアよりも由美かおるの入浴シーンを好むダンエモンの趣味のようなものである(←「訳のわからん例えをするんじゃない!!」by道場主)。
とはいえ、聴いていて楽しくなる曲ではある。似た曲を探すと「ボクらの知らないところで」があげられるだろうか?重厚な歌も言いが、さすがにそればかりではマンネリに陥りかねない。時にはこういう曲で軽い乗りのリズムを楽しむのも一興である。
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