We do again

         作詞 椎名恵 作曲 椎名恵 編曲 戸塚修
解説 椎名恵さんの11枚目のシングル「Please don't you cry」のC/W曲で、8thアルバム『Because of the rain』のトップに収録されている。落ち込んだ時はシングルを二曲続けて聴くと元気を取り戻せる事請け合いである(真剣)。
 ちなみにこの曲はテレビ朝日系「TV今時あの時」のエンディングテーマソングだったが、ダンエモンは観た事はない。
 歌詞の内容はタイトルが示すように、人生における物事のリスタートを進めるものである。従ってこの曲における「あなた」という歌詞は恋人以外にもあてはまる。教え諭すような論調を見ると女教師が生徒に、女性先輩が後輩に、女上司が部下に優しくも強く温かく接しているようで、年上の女性好きのダンエモンにはウヒヒヒヒヒである(笑)。
 殊に道場主がこの曲に始めて出会ったのは三度目の大失恋の直後で、心の癒しを求めて数年ぶりに椎名ソングに注目する中での事だったから、同時に知った「Please don't you cry」と並んで精神的な意味での命の恩曲でもある。
 逆境から立ち直る力を与えてくれる椎名ソングは他にもあるが、この曲の一番の特徴は何と言っても万人共通性である。
 「誰でも悲しみ傷つき迷うよ 自分が見えずに戸惑うよ」「いつからかあきらめる事を知って 大人になる」といった歌詞からは「あなた」と同様の悩み・苦しみは本来誰もが持ちうるものである事を表し、そこに「純粋な心 あなたならきっと 失くしてはいないはずだから」「ここから始めよう少しずつでいい」といった歌詞がリスタートの基が心の持ちようである事と、決して不可能な事ではない事を教えてくれている様が秀逸である。
 殊に「ここから始めよう少しずつでいい」「泣かないで」「できる事少しずつ 見つけてゆけばいい」の歌詞にも通じている表現で、加えて、「やり直せない時はないから」という人間の可能性を信じさせてくれる歌詞が更なる力を与えてくれる。
 やはり人間誰しもが通る苦難である事と、それゆえに、決して克服できない事ではない事を椎名風エールで教えてくれている様が心地よい!大好きである!!
 最後に一つだけ個人的にこの曲の惜しむべき点を触れたいが、それはラストで「ララララ‥‥」のハミングで終わっている点だが、ダンエモントしてはこれだけ気力を与えてくれる歌であるだけに、ラストは強い曲調での「We do again」で締めて欲しかった。うーむ、大好きな曲ゆえに却って贅沢になってしまった(苦笑)。


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