あったら嫌な物

その15 あったら嫌な裁判員制度。

 2009年5月21日より一般国民が裁判官と共に審理に参加する裁判員制度が施行されます。
 死刑存置派として、凶悪犯罪の審理に参加することがあれば容赦なく死刑を求刑したい一方で、司法の素人に人を裁く正しい判断が出来るのか?との疑問もあり、裁判員制度は死刑存置派・廃止派関係なく、その参加に当たっては真摯に臨み、誰しもが選出される可能性がある制度であることを常日頃から心がけなくてはならない、と思います。

 そんな中で思い出されるのが、『仮面ライダー(スカイライダー)』の第18話で魔神提督主導の元に行われたプロフェッサー・ドクに対する、求刑を躊躇っただけで斬られる裁判(笑)と、『仮面ライダースーパー1』の第8話でドグマの基地建設予定地にマイホームを建てた鍵師(勿論、鍵師本人はドグマの事情など全く知らずに不動産屋から購入した)に対して開廷されたドグマ裁判です(笑)。

 酒好きのシルバータイタンが警察の厄介になるとしたら悪酔いの果ての愚行である可能性が高いのですが(冗談)、魔神提督主導とドグマ裁判だけは勘弁して欲しいものです。



その16 あったら嫌な(?)ブラックサタン奇っ械人軍団

 ネタ元は『仮面ライダーストロンがー』の第13話で、一つ目タイタンに嵌められた奇っ械人エレキイカが戦闘員3人の放つバズーカ砲の砲弾の為に絶命したシーンです。
 つまり、単純計算で砲兵3人がバズーカ砲を持てば奇っ械人1人を倒せることになり、第1話の奇っ械人ガンガルから第25話の奇っ械人アルマジロンまでの総勢24名(奇っ械人ケムンガと奇っ械人ドクガランは同一人物とカウントしました)に対して、72丁のバズーカ砲を突き付けてみました(笑)。
 エレキイカを倒したバズーカ砲がブラックサタンの特注品だとしても、この文章を書いている平成21(2009)年6月21日から1週間経てば、奇っ械人エレキイカの砲撃死から34年となり、現在の自衛隊のバズーカ砲の性能が何ぼなんでも34年前の悪の組織のそれに劣るとは思えません。
 加えて、部下に質問さえ許さない大首領や、目的の為に平気で捨て石にする一つ目タイタンの首領・大幹部振りを考えれば、上記のイラスト通り、奇怪人達はあっさり降伏しそう、と考えたのですが(笑)、皆さんの考えは如何でしょうか?(笑)



その17 あったら嫌なXキック

 きっかけとなったのは、「必殺技のステータス」制作中に、菜根道場BBSに、特撮房との相互リンク者で、ときおりBBSに書き込みも頂いている、なめどりさんによって書き込まれた、

 「個人的には一番決め技が謎(例:Xキック時のライドル)なXライダー編の更新を楽しみにしていますw」

 と云うものでした(笑)。
 確かに空中に放り投げられたライドルスティックを鉄棒の如くに利用して大車輪で加速をつけてキックを放つ技は柳田理科雄氏の計算を待つまでも無く、不可能です(笑)。
 そこで、せめて特撮房の中だけでもライドルスティックを黒子に支えさせて、大車輪を可能としました(笑)。
 また、この大車輪か即時に、イラストにあるシルバータイタンと同じ疑問を何度も抱きましたので、逃げ足が速いマッハアキレス君にご出場をお願いしました(笑)。
 黒子の正体が、立花藤兵衛か、歴代ライダーか、降伏したGOD戦闘工作員か、SPIRITS の面々か、大野剣友会の人達であるかは皆様のご想像にお任せします(笑)。


その18 あったら嫌な守護霊占い(このネタは『かりあげクン』のパクリです)

 イラスト上は初めての登場となるデストロンの四大幹部達。
 四世紀から続くドイツの名門貴族の血を引くドクトルGにはドイツ貴族の霊が、帝政ロシアの男爵出身であるキバ男爵には帝政ロシアの貴族の霊が、「200年前のヨーロッパに生まれた」と設定されているツバサ大僧正にはヨーロッパ貴族の霊が、それぞれの御先祖様として守護霊が憑いているのですが……。  余りに性格が悪いヨロイ元帥には御先祖様さえ嫌がって憑いてくれていません(笑)。

 …と、勝手な予測で盗作まがいのイラストを描いてみましたが、ヨロイ元帥ファンから石投げられないかな?(←微妙に弱気)。


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令和三(2021)年六月一〇日 最終更新