仮面ライダーOOO全話解説

第24話 思い出と恋と海のコンボ

監督:諸田敏
脚本:小林靖子
 前回の「3つの出来事」は「1つ、伊達はかつての仕事仲間、佐倉優美に再会。2つ、妹の様に綺麗になろうとした優美の欲望からヤミーの卵が誕生。そして3つ、ヤミーの力で美しく変身した優美に映司までが虜になってしまった。」というものだった。

 話は前回に続いて始まり、映司は完全骨抜き状態で、漫画キャラと化していた。一方、伊達の方はヤミーの卵の影響を受けず、らしくなくなった優美を心配げに見上げていた。
 周囲にいるすべての男(中には女も)が自分に骨抜きになっているのに旧知の伊達が何の変化もないのを見て、「伊達君、どうしてあなたは他の人みたいにならないの?私、綺麗でしょ?」ととう優美。
 問われたのがストロンガーなら、「そんなこと、俺が知るか!」となるのだが(笑)、伊達の回答は「何を云ってんだお前!その卵を渡せ!」だった。
 だがヤミーの卵からは膨大な数のエイヤミーが飛び出してこれを妨害。それをはたいている間に逃げられてしまった。アンクも駆け付けて何体か叩き落したが、映司はその間も恍惚の表情で腑抜けていた。
 一段落した後、恋に陥った自分の変化を不思議に思いながらも一挙手一投足がラブコメディ化し、ニヤケ顔で全身ぐにゃぐにゃしながらアンクにまとわりつく映司ははっきり云って、キモイ。
 普段ことあるごとに映司の理解できない言動に「バカか!」と呆れ顔で返すアンクは、今回もそう云いつつ、しかし「しっかりしろ!」と声掛けずにはいられなかった。
 一方の伊達は半ば映司の現状を茶化していたが、ヤミーの影響であることは一目瞭然だったので、映司本人よりも別のことを問題視していた。

 場面は替わってビューティー・マリン・ラボの社長室。そこでは麗が苛立っていた。新商品の発表会が控えているのに前回姉に依頼していたプレゼンテーション用の資料が準備されていなかったからである。
 側近の者にもとにかく姉を連れて来い!と苛立ち全開の麗。準備が為されていないことに対して姉は自分に嫌がらせをしているのかとの疑問を感じ、これまでの仕打ちを反省するかと思いきや、会社の成功は全部自分のおかげだと憤慨する辺り、園咲姉妹並みに謙虚さが無い(苦笑)。ただ、後でわかることだが、麗は優美に対して罪悪感を持っていない訳ではなかった。
 その頃、発表会場であるアクアミュージアムの裏方水槽では優美によって持ち込まれたヤミーの卵からエイサイヤミーが誕生していた。

 場面は替わってクスクシエ。おぞましいほどキモイにやけ顔の映司は、川柳に詠われた平清盛もかくやというほどの熱病に伏せっていた。まあ本人全然苦しそうじゃなかったが。
 ひたすら映司の身を冷やして看病に努める比奈も「逆上せ過ぎ!」と呆れるほどだった。一応比奈はアンクからこうなった事情を聴いているから、怒りは覚えず映司を正気に戻そうと説得を試みるが、映司は聞く耳を持たず、「ヤミー」が「優美」に聞こえるほどの重症。似た音を聞いて好きな女の名前と聞き間違える熱中振りは分からないでもないが、ここまでくるとアンクならずとも「しっかりしろ。」と云いたくなる。
 『仮面ライダーBLACK』でハサミムシ怪人の暗示による女優の色香で骨抜きにされたときの南光太郎でももう少しマシだった気がする…………渡部秀ファンの人達、幻滅してなきゃいいけど…………間違っても、摩季ネェの横でそんな面すんなよ、渡部………。

 場面は替わって鴻上生体工学研究所の研究室。そこでは里中によって持ち込まれた巨大TV電話で鴻上会長と伊達の対談が行われていた。収支に関する重大な話とあってか、伊達も正座してこれを聞いていたが、鴻上会長はバースの奮闘ぶりを褒めつつも、里中を通じで伝えた今月の収支報告は「セルメダル、マイナス523枚」という赤字決算。それに対し伊達は気まずそうに「デカく使わなければ、デカく稼げませんよ。」と答えた。この伊達の意見は鴻上会長が例のハイテンションで「正しい!」としただけでなく、里中までもが褒めていた(←笑顔で!)。里中を演じる有末麻祐子さんの年齢層は完全に(熟女好きである)うちの道場主のストライクゾーン外なのだが、やはり女性は年齢に関係なく無表情や仏頂面よりも笑顔の方が美しい!
 だが気を良くした伊達が「ギャラの振り込み宜しく!」とウィンクしたら、いつもの表情に戻って「それはどうでしょうか?」と云って去ってしまったのが残念だった(苦笑)。まあ会社的にも投資として大きく出せても、減益状態で報酬は出せないわな。
 この間、傍らで黙々とバースのドリルアームを修理していたDr.真木は伊達に、稼ぎたいのであればグリード相手に要らざる戦闘をしないよう戒めていた。

 場面は戻ってアクアミュージアム。発表直前になっても優美が見つからず焦る麗は、発表を遅らせると云い出した。
 側近は別の者に代理を務めさせようと提案するも麗は即拒否。  「そんなことしたら…。」と呟く麗に続けるように、「そんなことしたら、あなたがなーんにも出来なくて何にも知らない、ただのお人形さんだってことバレちゃうものねぇ。」と優美が現れた。
 すぐにそれが優美であることを麗も側近も気付いたが、さすがに両者とも余りの変貌に泡を食った。勿論単に美しいだけでなく、ヤミーによる催眠(催淫?)効果もあるので、「私(優美)の方が綺麗でしょ?」と問い掛けられた側近は、ラブホテルで美女にモーションを掛けられた冴羽獠の様にコクコクと頷いて肯定(笑)。勿論麗は女のプライドをズタズタにされ茫然自失。
 「潮の満ち引きと同じ。私には満ちる時が。あなたには引く時がきたのよ。」と迫る優美だったが、その背後からエイサイヤミーが現れるともう麗には脅えるしかなかった。かくして麗は為す術なく監禁された。

 かくして記者会見が急遽、「新商品と同時に新社長就任挨拶」という形で行われ、アナウンサーも「前社長をも超える美しさに会場は恋に落ちたようです!」を囃し立てたのだから、マスゴミは本当に調子がいい。もっとも、ここまで極端なのはヤミーの影響で、記者達も性別を問わず映司に負けないほどキモイにやけ面になっていた訳だが。
 それをテレビで見ていた伊達は「必要以上に」修理が終わったバースシステムを引っ提げて、すぐさま会見会場である水族館へ急行。その伊達が飛び出た直後、炬燵の上に置かれたクスクシエの割引券を見たDr.真木は、券にプリントされている知世子さんの顔を見て激しく動揺した(←あの人形を取り落とすほど!)。一体、Dr.真木の過去に何が???

 場面は替わって、その知世子さんがいるクスクシエ。
 知世子さんにも恋のアドバイスを求める映司は柱を軸にくるくる回転しながらアンクの頭を何度もはたいていた。東京国際裁判で東条英機の坊主頭をぴたぴた叩いていた大川周明の様だった(←道場主「何だその例えは?第一、お前見てないだろう?」)。
 一応、こんな状態でも戦略というものを考えているのか、知世子さんには年上の女性に気に入られるコツを聞くのだが、「映司君はおばあちゃんにもモテるから大丈夫。」と言われると、「優美さんはおばあちゃんじゃありません!」と口を尖らせ、次は「モテる人」として後藤にアドバイスを求めた。
 そのあまりに常軌を逸した痴態に、あの後藤が目を覚ませ、と言いながらハリセンを(笑)連打。「こいつにはこれで充分だ!」とアンクはバケツの水をぶっかけようとする。知世子さんは後藤を、比奈はアンクを止めるが、「お前、俺のこと何発殴ったんだよ!?」と怒鳴りつけるアンクに今回ばかりは納得(笑)。正直、回転映司に頭をはたかれているとき、「よく我慢しているよなぁ、アンク……。」と思ったものだ。
 結局騒動は伊達が後藤を呼び出したことで終わったのだが、事態が丸で分からず「ねぇ、アンク、グリードも恋する?」と尋ねた映司はバケツの水を浴びせられたのだった。

 場面は替わってアクアミュージアムの裏手で、そこに麗は拘束され、エイサイヤミーが見張っていた。そこにやって来た優美は今まで自分を日陰者にしていた妹に報復するように上から目線で語りかけた。麗は優美に力なく許しを請うしかなかったが、優美は「謝らないで。」という。
 優美に云わせると、「好きで日陰にいた」ゆえに麗に害意はなく、今回のことに及んだのも、「ちょっと私も綺麗になりたいって思っただけ」とのことなので、ヤミーに操られているにしては温情というものを残している様に見えるが、欲望が満たされることを「気持ちいい」とも、「止まれない。」とも述べており、やはり深刻な影響下にあった。
 そこへ伊達が現れ、優美に「目ェ覚ませよ…こんなのお前らしくない。」と諭した。
 勿論そんな言葉を掛けられたぐらいで翻意する筈なく、どうして伊達には魅惑効果がないのかを尋ねる優美。それに対する伊達の回答は恐ろしいまでに単純明快だった。

 「そりゃあ、昔のおまえの方が好きだったからじゃない。今のおまえは、俺にゃひとっつも良く見えねえし。」

 というもの。
 高いドレスと貴金属で着飾った今の外観なんぞより、かつてアフリカのサヘル(サハラ砂漠南縁部に広がる半乾燥地域)で一緒に働いていた時の、夢中になると他の事全部吹っ飛んでしまうほどに熱中し、砂だらけになって働いていた佐倉優美の方が綺麗だった、と云い切った。確かに仲間とおでんを囲っているときの優美の方が人間味ある表情をしている。
 この内面を重視する揺らぎ無さで魅惑効果に完全抵抗しているのだとしたら、伊達明という男、恐るべき精神力である。

 「欲望という酒に酔っぱらっているだけだ!」という伊達の言葉が効いたのか、容貌よりもちゃんと自分という人間と行動を認めてくれていた人物の存在に気付いたためか、優美は割とあっさり正気を取り戻し、アクセサリーを外した。
 だが「欲望を止めるな!」と叫びながらエイサイヤミーが妨害に現れた。伊達に解放された麗は優美を連れてその場を逃走。入れ替わりに後藤がバースバスターで援護射撃し、生身で襲われていた伊達を助けた。そのグッドタイミング振りを褒める伊達に、
 「伊達さん!キザな話もいいですけどまずはヤミーを!」と述べた後藤。「あらやっぱちょっとキザだった?」と少しだけ照れる伊達。さては後藤め、ギリギリまで立ち聞きしていたな(笑)。
 ともあれ、伊達はバースに変身。美女姉妹2人のガードを後藤に託し、自身は戦闘に身を投じた。

 その頃、骨抜き映司はアンクと比奈に引きずられてアクアミュージアムに迫っていた。アンクは比奈に邪魔だからついてくるなと言うが、比奈はいまだかつてない痴態を見せる映司を放っておけない。
 そんな心配する比奈に「グヒヒヒ…大丈夫だって比奈ちゃん!俺もう決めたから!」という。何を?という目で見る2人に映司が答えたのは「優美さんにプロポーズする!」というぶっ飛んだもので、呆れ果てたアンク・比奈は同時に「全然大丈夫じゃない……。」とぼやいた。成程、兄妹だ(笑)。
 想いはどうあれ、告白とプロポーズを同一視するなんて東西冷戦時代にも見られなかった安直パターンで(笑)、やはりきちピーが入っていた。
 そしてそこに迎撃のため、3人の前にカザリが立ちはだかるも、丸で戦意の見えず、花占いに興じる映司に思わず2人の鉄拳が飛び、地獄車以上の回転で吹っ飛び、気絶する映司。
 やり過ぎた、と狼狽する比奈に、こうしちゃおれんと慌てるアンク。あろうことかカザリにチョット待ってろ、というぐらいだから尋常じゃない慌てぶりだが、その事態の意外性に固まるカザリもどこか間抜けだ(笑)。
 ともあれ、アンクはOOOの体になればヤミーの毒気を払えるかもしれないと考え、比奈に映司を無理矢理変身させようと告げ、完全脱力状態の映司にアンクがベルトをつけ、メダルをセット。比奈がオースキャンして無理矢理変身させた完成。
 この間攻撃をしかけることもなく、座ってじっと待っていたカザリ。よほど余裕があったのか、それとも映司を舐め切っていたのか……。
 いずれにせよ、アンクの思惑通り、OOOになると同時に魅了効果は霧散。正気を取り戻したOOOは最初事態が呑み込めずにいたが、目の前にいるカザリに気付くや、訳が分からないなりに眼前のカザリとの戦いに挑んだ。

 一方のバースはDr.真木が修理し、パワーアップされたドリルアームでもってエイサイヤミーを秒殺。大量のセルメダルを手に入れることに成功した。ところが、エイサイヤミーの内、絶命したのはサイだけでエイの方は巨大なイトマキエイヤミーとなって屋外へと飛び出ていった。
 その脱出の際に、ミュージアムの壁が崩落し、運悪く優美・麗が瓦礫の下敷きになってしまった。幸い麗は軽傷だったが、優美はかなりの重傷。
 脇腹に金属片が突き刺さり、脛骨が折れているため下手に動かせず、かなり苦しげにする優美の体を観察した伊達は、後藤が傷口の破片を取ろうとするのを止めた。曰く、「この破片が血管を塞いで大出血を止めてる可能性がある。」とのこと。
 辵家棍法術奥義纏欬針点(ちゃくけこんぽうじゅつおうぎてんがいしんてん)で破片を弾き出したいところだが、勿論こんなところに三面拳月光はなく、作品も異なる(苦笑)。「このまま応急処置をする。」とした伊達は後藤に氷とタオルの調達を要請し、自らはモロ肌脱ぎになって、シャツを引き裂き、包帯代わりにし、患部には氷を包んだタオルを当て、骨折した足には鉄骨を添え木に応急処置を施した。
 その手際を見て、「素人とは思えない。」と述べる後藤に、伊達は「プロだからな。俺、医者のチーム組んで世界中回ってたのよ。」と自分の過去の一端を垣間見せた。つまりは世界の医療技術や人材に乏しい国を回って医療活動をしていた医師だったのである。
 事ここに至って、欲望を巡る背景は一気に解決に向かった。苦痛の少し和らいだ優美は伊達が「戦うドクター」と呼ばれていた過去を述べ、伊達もまた海のない国に海の力を持ち込もうとした優美のチームに驚いていた過去を述べた。
 そしてそれに触発される様に麗が本音を語り出した。つまりは、麗の邪険な態度や、自分だけが前に出て手柄を鼻にかける言動を繰り返していたのも、すべては姉への羨望にあった。伊達が語るように世界をまたに活躍し、子供の頃から頭がよくて、優しくて、大きな夢を持っていた優美に比べ、麗が人に褒められたのは見た目だけだった。
 それゆえ優美が持ってるものを欲しがって、一連の高飛車言動が生まれていた訳で、ついには自分の欲望が一時的とはいえ、姉を狂わせたことを泣いて詫びるのだった。
 そんな妹を許さない姉ではなかった。かくして姉妹間のわだかまりは完全に氷解した。
 少し私見を挟むとマスコミの前で気取る麗より、姉の前で素直になった麗の表情の方が、瓦礫の粉にすす汚れていてもよっぽど綺麗だった。見た目の美しさも、有るに越したことはないのだろうけれど、それより大切なものが表情としての美しさを作ることをこの第24話は教えてくれていた。

 その頃、OOOはカザリとの戦闘が続いていたが、さすがにカザリは強く、コンボでは明らかに分が悪かった。最低でも同一色のコンボによる多段変身をさせたいところだが、コアメダルが無い……。だが一計を案じたアンクは泉刑事の体を離れ、OOOにアドバイス。
 OOOが戦っている間に、イトマキエイヤミーを巧みに挑発・誘導したアンクは、イトマキエイヤミーの吐出する光線を上手くカザリに誤爆させた。その隙を突いてOOOはタカヘッドの透視能力でカザリの体内のコアを見通し、一瞬の隙をついてトラクローを一閃。見事に青いコアメダル(シャチ)を奪取した。
 そこにアンクが2枚の青いコアメダル(ウナギタコ)を投げ寄越し、5つめの単色コンボとなる、青きコンボへの多段変身が可能となった。これをみて、カザリは「僕のメダル、預けておくよ。」と、負け惜しみとも取れる台詞を吐いて撤退。
 OOOは3枚の青いコアメダルをセット、スキャニングし、「シャチウナギタコシャシャシャウタシャシャシャウタ」の電子音声を受けて、仮面ライダーOOO・シャウタコンボに多段変身した!

 海中に逃げ込んだイトマキエイヤミーを追って自らも飛び込むOOO。その肉体は仮面ライダーBLACK RXが多段変身したバイオライダーの如く半液体化し、とてつもない速度で水中を駆け巡った。
 イトマキエイヤミーの放つ機雷の連打もものともせず、下半身となっているタコの能力で、8本の触手を展開すると猛烈な連打でイトマキエイヤミーを文字通りタコ殴り。最後は触手でヤミーに巨体を捕縛すると、逃げられない相手に向かって回避不能のライダーキック・オクトバニッシュを放って勝利を収めた。

 ラストシーン。駆け付けた救急車に搬送される寸前、優美は伊達に礼を述べ、「私がちょっと「綺麗になりたい」って思ちゃったのはね…。」と話し出したが、伊達は「やめとけって。古い酒は悪酔いしちまうぞ。な。」と云って、その後に予想された台詞を遮った。
 少し残念そうな表情を浮かべたものの、伊達の真意を悟った優美は麗に付き添われて搬送されていった。誰かに支えられっぱなしの存在でも社長をやっていただけあって、麗もちゃんと礼儀は弁え、素直な表情は充分に綺麗だった。
 「いいんですか?」と疑問を呈する後藤に、伊達は、今は1億稼ぐのに手一杯だから、と返した。そして一方の映司は、骨抜きになっていた時の記憶が全くないらしく、比奈とアンクに訳の分からないままからかわれて第24話はしたのだった終了。


余談 この『仮面ライダーOOO』全話解説政策の為に同作第23話・24話の録画DVDを見直したのが平成27(2014)年11月1日朝だったのだが、その日の夜、『エンジェル・ハート』を見ていたら、ぼったくりバーのホステス役で高田里穂さんが客演していた!
 第23話・24話放映時に16歳だった高田さんが21歳にもなれば多少は色香に変化がみられるのも自明だが、役柄かなり化粧した姿を見せた前半は喋り出すまで比奈ちゃんとは気付かなかった………しかしよりによって、化粧で化ける女性の話を見直したその日に、化粧で化ける比奈ちゃんを見るとは恐るべき偶然…………。


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令和三(2021)年五月五日 最終更新