特撮房全話解説の間
「今更」、始めました
平成27(2015)年9月現在、年齢のせいか、記憶力の衰えを感じるのだが、それは今に始まったことではない。
10代の頃に比べれば、20代の方が、20代の頃に比べれば30代の方が衰えを感じるのはシルバータイタンに限った話ではないだろう。
ただ、時折、DVDやYoutubeを見て愕然とすることが有ります。
それは、小学生の頃観たシーンについては脇役のほんの些細な台詞すら結構覚えているのに、数年前に見た平成仮面ライダーの重要な台詞を覚えていないことに気付かされた時です。
ただ、その理由は少し考えてすぐに分かりました。一言でいえば「録画手段の存在」です。
道場主の家にビデオデッキが導入されたのは高校1年の時で、それまで道場主は好きな番組はリアルタイムで見る他に鑑賞する術を持ち得ませんでした。
それゆえ、学校行事や部活、校外活動に家庭事情、その他の要因で放映時にTVの前に座ることが出来ず、特撮に限らず多くの番組を見逃しました。
同時に、「録画して残せる」という意識もなかったので、その時その時を真剣に見ました。特に一度見逃した買いを再放送で見るときには血眼になって凝視しました。
翻って、ここ四半世紀以上は、ビデオ録画に限らず、レンタルビデオ、レンタルDVDが充実し、Youtubeなどでの視聴もかなり容易になりました。特に仮面ライダーシリーズ、ウルトラマンシリーズでテレビで放映している分にはまず録画して残すので、「いつでも観れる」という状態が成立したものが多く、「見逃す」という強迫観念がないゆえに、一回一回を幼少の頃ほどには真剣に視聴しなくなりました。
結果、30年以上前のことをはっきり覚えているのに、ほんの数年前に見た筈のことをおぼろげにしか覚えていない、という珍現象が起きました。
これでは良くない、と考え、敢えてこのタイミングで「過去のおぼろげな記憶に陥った『平成』の作品」と、「幼少の頃の思い込みで固定してしまっているかも知れない『昭和』の作品」を再検証することを兼ねて、各作品の「全話解説」を制作しようと思い立ちました。 勿論、特撮界の全作品を検証するとなると、残りの人生すべてをその為の時間だけに使ったとしても追いつきません(苦笑)。DVDを所有していない作品も多く、「全話解説」とする以上、いい加減な視聴は許されず、作品ごとにすべてを見直します。
ゆえに閲覧者の皆々様には、「特に思い入れのある作品に関して見れたらラッキーだな。」ぐらいに思って下さい(苦笑)。
尚、作品の選定は全くの任意で、「その時の気分」と言っても過言ではありません。下記の表にも、「一応作る予定でいる物」を記載していますが、「何時頃までに作る上げるのか?」という問題に関しては全く設定しませんことを予め、悪しからず御了承下さい。
ただ一つの厳格ルールとして、「ある作品の全話解説を完成させるまでは次にはいかない。」ということだけは定めておきます。
作品別全話解説(任意予定を含む)
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